決算短信を読む勉強中ですが、多すぎて見切れません…。
そんななか、保有株で何か変わった数字があると、ついそこばかり目にとまってしまいます。
たとえば、2年連続で配当性向が100%超えだったとか。
用語集などで出てくる配当性向の計算式はこうです。
この式でいうと、年間配当 = 1株純利益 で配当性向が100%になります。
なので、配当性向100%超ということは、当期純利益以上の金額を配当しているのですね。
配当性向100%超はどのような状態か
下記のどちらかと言われています。
- 業績が悪化したのに配当を据え置く
- 配当を支払ってなお、十分な現金がある
(=現金がたくさんあり、当座の使い道がないため配当で還元できる)
前者は○田薬品とかかな…おっと誰か来たようだ
…ごほん。モーニングスターの場合は「投資有価証券の売却による収入」「営業活動による現金流入」の合計が配当額を超えていたので、後者だったのでしょう。
(中略)現金及び預金の増加は、配当金を1,479百万円支払い、投資有価証券の売却により620百万円の収入のほか、1,128百万円の営業活動によるキャッシュ・フロ-(現金流入)によるものであります。
なにかを売却して得られる収入は一時的なものといえますが、施策として、また結果として増配を実現したのかなと理解しました。
運用のプロがしっかり利をとって、配当で還元戴けるのだから言うことありません。
過去は過去、未来は未来だけど
過去が良かったからといって、未来も引き続き良いだろう、とはゆかないのが株式。
そうと知っていても、次回決算も読もう、動画メッセージを見ようと思える会社があるのは嬉しいことです。
苦手な書類を頑張って読んでいると、読み切れない情報が多いこと、ひとくちに増配、最高益といってもいろいろ背景があることを考えさせられます。
そして、株主の自分がその会社に期待していたのが何だったのかも。
モーニングスターは仮想通貨の優待を実施しています。
benzoin.hatenablog.comモーニングスターと関連の深いSBIHDでも同じ仮想通貨の優待が。重ね掛けするとコスト無しでXRPが集まってゆきますね。
benzoin.hatenablog.com