こんにちは。
ここは投資日記というタイトルなのに、唐突に猫の話題が挿入される無節操なブログです💦
猫ライフと投資ライフを楽しまれている方に読んでいただければ幸いです。
複数の疾患を持つペット用のオンデマンド処方食
うちには膵炎かつ糖尿病かつ腎臓の数値も悪い、という高齢猫がおりまして、食事が結構難しいです。
それぞれ普通の処方食は下記のようなかんじです。
- 膵炎 …消化がよくてしっかり栄養がとれ、低脂質なこと
- 糖尿 …血糖値を上げないように低炭水化物なこと(=高蛋白)
- 腎臓 …腎臓を傷めないように低リン・低蛋白なこと(=高炭水化物・高脂質)
えぇ~。 1番目と3番目、2番目と3番目が矛盾するんだけど…。
ということで、単機能の処方食だと困るでしょう?
って言って、病院がさかんにこういうのを勧めてくるんですね。
獣医師の診断のもと、その猫(犬)専用に処方して作ります、というお高いオンデマンドフードです。
「お高いかわりに、今のサプリメントを減らせるかもしれませんよ?」
「嘔吐が減って膵炎の悪化防止になると思いますよ?」
「通院が減るとしたら、それほどお高くないと思いますよ?」
なーんて言って営業されるのですが、そんなうまい話があるのでしょうか?
低脂質と低炭水化物と低蛋白を全部同居させると、とれる栄養がなくなりそうなんですが。
フードは薬じゃないんだから、〇〇を減らせる「かも」って言われても…。
悩みつつも申し込んでしまった
しかし、現在の処方食に悩みがあるのも事実。
とどめに、最初の1か月は無料にしますから! とまで言われ、それならばと半信半疑ながら申し込みをしました。
自分はほんとにいいお客さんですね(自嘲)
まあ最低契約期間とかはなくて、駄目な場合は停止可能です。
処方結果はこんな感じでした。
ところどころ日本語が怪しいのは気にしないことにします。
(ロイヤルカナンはフランス発のメーカーです)
うーむ…。大丈夫なんだろうか…。
年齢のせいかグルコサミン等々が入れられたのはちょっと嬉しいけど。
(この分のサプリメントは本当に減らせるかもしれない…かも)
腎臓に優しいままで必要分のタンパク質が摂れるならもう少し嬉しいけど。
原材料をみたら第一原料が「米」だったぞ。炭水化物多めなのか?
(※上記はうちの猫の場合です。病状にあわせて処方されるので、他の猫は違う結果がありえます)
糖尿病と腎不全は「両立不可」の扱いだった
聞いてみると、オンデマンド処方とはいえ幾つかは「両立不可の組み合わせ」があるらしく、そのひとつが糖尿病と腎不全でした。
まあ、そうなるよね…。
低蛋白と高蛋白、高炭水と低炭水はどうやったって両立しないよね…。
そんなわけで上の画像には「糖尿病対応」が載っていません。
糖尿病と腎不全がバッティングすると、インスリンで調節できる糖尿病が外されるんですね。
やっぱり、うますぎる話はなかったよ。
でも、ということでロイヤルカナンの方では、なるべく近い症状に寄せて処方した結果、上の画像に「高脂血症」が登場することになったそうです。
なるほど…。 いいのか?
結局、膵炎と腎不全と高齢(と高脂血症)にターゲットしたフードということになりました。
少しでも良いほうに働いてくれると良いのですが。
実際にフードが届くまで、あと数日。
届いてうまく食べてくれたら、また何か書くかもしれません。
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