ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

2023年の優待抱負:美しい図書館展示で時を旅する

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年始といえば今年の抱負ですね。
当方でも、はてなブログから「今週のお題」をお借りして新年の希望を書いてみました。

今年は「図書館展示」に触れてみたいと思います!



違う時の位相を旅する場所、図書館

デジタル全盛の今でも、図書館の体験は特別です。

とくに昔の書籍に図書館で触れるとき、大事に蔵されて多くの人に繰られほどけたページは本の内容とは別物ながら、何か自分が迎えられ、試されるかのような敬虔な気持ちになります。

本の重要事項はもちろん内容、コンテンツであることは間違いないですが、図書館の本はその装丁や紙質といったパッケージにも様々な経緯が折り重なっており、更にはその本に出会うまでの空間にすら別の物語があって、他に無い複合的な体験ができるのですね。

だったら思い切り特別な場所に行ってみたい、と夢見たりはしないでしょうか。
 

三菱地所が推す「東洋文庫ミュージアム」という場所

自分は昨年初めて三菱総研の株主になりまして、三菱系列の全株主に送付される「東洋文庫ミュージアム」の招待券を受け取りました。
この展示館は2011年に三菱地所設計が設計し、グッドデザイン賞を受賞した美しい建物だそうです。

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画像は「アソビュー!」より


なかでもあちこちのサイトに画像が紹介されて有名なのが、「モリソン文庫」。

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画像は「アソビュー!」より


約100年前に買い集められた貴重な書籍が展示されているのだとか。
写真だけでもこの荘厳さ。これは体験してみたいなぁ。

保存のためおさわりは厳禁のようですが、それでも時間を過ごしたい誘惑に駆られます。
保存のため暗くされた室内で、そこだけ浮かび上がる蔵書… 見たい…。
 

季節の展示もぬかりなく

もちろん、展示は図書の背表紙だけではありません。
ちゃんと中身までひとつひとつ見せてくれる展示も入れ替わり、立ち替わりです。

せっかく入場招待券を戴いたのだから、有効に使わない手はないですね。
株主優待といえば主流はギフトのイメージですが、こんな控えめな「体験」の優待に乗ってみるのもいいじゃないか、というのが今年の抱負であります。


(お雑煮)あけましておめでとうございます

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2023年が開けました。
当ブログも静かな年明けを迎え、なにはともあれお腹がすきましたのでご相伴いたしましょう。

焼いたお餅を2個入れて~

ノギン お正月


具だくさんの熱いお雑煮をかけて~

ノギン お雑煮


お酒も添えて出来上がり💝

ノギン お雑煮


お雑煮の具は毎年同じで、親鳥の鳥コマにごぼう、たけのこ、きのこ、長葱と、セリが必須です。
親のルーツが秋田にあったので、その流れでセリ大好きになりました。

父が健在の頃、そのルーツから取り寄せていたセリは白い長い根がついていて、なんとその根も食べてしまうのです。根までセリの香りがする凄い野菜だったなぁ。

スーパーのセリはそんな根がないので普通に食べますが、セリは良いものですね~。


え? 今年は相場が下がるに違いないって?
まあまあ。 今日くらいは良いではないですか。

ホットケ投信はそのまま続け、株価が下がれば指標を買い、もっと下がれば真面目に買う、くらいの心構えにしておいて、要するにお正月はお休みすればよいのです。

今年も、せめて1年たったときに資産が減らない年でありますように。


2022年12月の配当金 良いお年をお迎えください

自分のチェックとモチベアップで記録している毎月の配当金。
ついに今年も12月の締めを迎えました。
自分にとっては、ブログ開設からちょうど1年の節目です。

こうして記録を残しながら1年過ごせたことは感慨深いです。

さて貸株等含め、今月の合計は 107,699円 + 32.97$ でした。
 

米国株について

毎回数ドルの細々だった米国株は、秋口からのVYM買付でやっと配当らしき額になってきました。
現在の円レート 131.1円で換算すると、合計 4,322円ほどです。
…ていうか円レートまた急変してる?

ノギン 配当金グラフ


まあ、じわじわ頑張ります。
来年の米国株は慎重が求められる年になりそうですが、1回くらいは再投資ができるかな?
 

日本株について

昨年との比較はこんな感じになりました。
ポートフォリオの改革が功を奏し、通年で前年同月を上回ったのはとても良かったです。

ノギン 配当金グラフ


1年間のインカム総額は 470,614円、昨年比約 17万円という成果でした。🌞
入金だけで配当を1万円増やすのは大概大変なのに、今年の入金はあまりなし。
ほとんどが組み替えによるもので、いかに昨年が低配当体質だったかということですね。

ただまあ、冷静に考えると年間47万円では生きてゆけませんな。
重要な額ではありますが、あくまでその効果範囲は年金の補助。
年金開始前に失職すると、仁義なき取り崩しが待っています。

先の短い勤め人生活でもなんとか頑張り、「補助」が「補強」程度に育ってくれという思いです。

配当金の内訳は概ね3月・9月権利の下記のものです。

ノギン 配当金グラフ


現在は下記のように変化しました。

OUT レシップHD
IN フランスベッド

遂に、事業も優待も興味津々だったフランスベッドに入門です。優待が続きますように。
そしてみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

前回分です。

benzoin.hatenablog.com

 


仕事休みと相場の休み

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勤め先のカレンダーで年末休暇が始まりました。
3日以上の休みはつかの間気が楽になる期間です。

しかし勤め人の悲しい性で、初日はまだ心身が休みについてきません。
夜眠るときは仕事の残滓が頭に残っているし…。
翌日も「休みなんて嘘でしょう、欺されないぞ」という目覚め具合だし…。

そう、切り替えも難しいほど仕事がツラく、それでも仕事を続けるためのマインドコントロールが十全に機能しちゃっているのです。
 

仕事休みで束の間解放される「自分」

しかし、時は年末年始。
ちょっと気を遣った掃除もするし、来る年を楽しむための食材も仕入れます。
今年の夏に相棒を失い、一匹になったシニア猫のお世話も、時間に追われずし放題。

そうして過ごすうちに段々毒気が抜けて、数日経つとやっと「自分」が顔を出します。
要するに、仕事脳のマインドコントロールを解くには数日以上の遮断が要るらしいです。

そうして遂に、「あれをしようかな」「こんなことを思いついた」と前向きな時間の使い方ができるようになって、ちょうどその頃休暇は終わるんですよねw

勤め人の楽しい休みは「悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」という相場格言の通りです。やれやれ…。

そんなに言うんだったら辞めれば?
辞めるお金がありません!



 

今年の相場休みは市場より一歩早く、一歩遅く

年末30日までは市場が開いていますが、自分の取引はしばし封印中です。

来年は、口座区分を「源泉徴収なし」から「源泉徴収あり」に変更する申込をしています。
去年は年明けにこの変更をしようとしたら、権利日翌日から大納会までの間(受渡日が新年度)に取引をしてしまっていたため、変更できなくなったのでした。あーもう。

今年は申込済みなので大丈夫…とは思いますが、念には念をいれて黙っていることにしました。

なんかお買い得が来そうな雰囲気なのにな…。

あとは、新年度で改まる現行NISA枠についても、年始すぐからは購入できない事情です。
これも変更受付中で手続きが済んでいないという。

benzoin.hatenablog.com

もっと早く手続きしていたら、良い新年だったのになー。
いや、これを事前に知っていたら、今年は手続きしなかったかもなのに…。

benzoin.hatenablog.com

と言っていても仕方ないことですね。
願わくば、この休止が良い冷却期間になることを祈るばかりです。あー取引したい。

2022年12月最終日の保有銘柄


2022年も最終日を過ぎて、ここから先の取引はもう新年度。
働く人、休む人、境遇は色々となりますが、そのなかでも過ぎた年を振り返り、ゆっくりと新年を迎えるひとときを持ちたいですね。

そんな最終日の権利付保有銘柄は下記のようになりました。

ノギン 月末権利一覧
ノギン 月末権利一覧


新規マークのグローバルリンクは、今年を最後とするクオカード優待があります。

例年はもうひとつ配当銘柄があったのですが、現在NISA口座の金融機関を変更する手続きを進めており、銘柄も移動するため一旦売却しました。

これは来年以降もう少し考えてみたいところです。
含み益の銘柄をあえて利確して買い直すのって、テンション下がると思いません?
権利日前の売却なので、今年の配当金も戴けないし…。

でも売却しないと、あーなってこーなるんだろうし…。
いや、同じ銘柄を買い直すことにこだわらなくてもよいのか。
金融機関変更のこの部分だけは、悩ましいです。

一方、日本株に慣れた身からすると、米国株の配当は不思議です。
12月中旬に権利確定日があったと思ったら、その数日後に配当振込なのですから。

え? この配当っていつの権利のもの? と、今でも思ってしまいます。


前月のようすはこちら。

benzoin.hatenablog.com

 


【駄目か…】現行NISAから新NISAへロールオーバーできない件

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ここ最近、新NISAに関して「悲報」「速報」が流れているのを目にします。

どうやら、これまで認知されてきたのとは違う情報が固まってきたんだな、と受け止めました。



現行NISAから新NISAへのロールオーバーは…できない

これまでの通説では「現行NISAから新NISAへのロールオーバーは、できる」でした。
実際そのような記載をされているサイトはまだ多くあります。

しかし、これらの情報はどうやら「少し前の新NISA」に関する古い情報だったらしく、直近の新NISAについてはここ数日から1週間くらいで「できない」の情報が上がってきていますね。

えぇ… 信じたくないんだけど…。


情報の出所は、金融庁が一般投資家向けの説明会を行い、そこで明らかになったとのこと。
早速金融庁のサイトを見てみると、情報が載っていました。

金融庁 新しいNISA
金融庁新しいNISA」のページより


新NISAはまだ未確定とはいえ、金融庁の本丸サイトに載ってしまった情報は変わりそうに無いですね。

2023年のNISAはロールオーバーを見越して購入するつもりだったのですが。
そうか…。 出来ないのか…。(落胆)
 

現行NISAがある人は、2024年から非課税口座がふたつに?

現行NISAは2023年で終了しますが、終了するのは買付だけ。
2023年から5年間の非課税期間は継続するので、新NISA口座はそれとは別になると思われます。

口座管理画面はどうなるんだろう 😓
統合画面ですむのか、別サイトになってしまうのか。
それぞれの金融機関で、実際始まってみないとわかりません。
 

ブログ主の非課税口座は3つになる、はず

自分は2023年から、NISA口座の金融機関変更を申し込み手続き中です。
これをすると、変更前の非課税口座と変更後のNISA口座が並立するんですよね。

そして2024年の新NISAを迎えると、現行のNISAとは別に管理される非課税口座がまたできる、と。
口座をコレクションしているわけではないんだけどな…。

でもまあ、ロールオーバーできないとはいえ、非課税は非課税。
要するに、あと5年限定で、新NISAの枠外にも非課税投資枠が持てるということなので、やはり投資はしたいと思います。

JIA:育つ優待が遠ざかった日【やっぱりね…】

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12月権利のJIA(7172)は、保有年数に応じて増えるクオカード優待があります。

benzoin.hatenablog.com

それが、権利日直前に優待変更を出しましたよ奥様。
現行の100株優待が200株優待となり、100株は開始時期・金額縮小のイメージです。


まあ…、うん、そうね…。

ちょっぴり予想はしたよね…。 目標達成した後は改悪じゃないかなって…。

株主対策とはいえ、過大なクオカード優待は最初から控えたほうがいいんじゃないかな。
これで改悪は2回目となるので、失望した方も多いことでしょう。
 

日本証券新聞に関しては拡充

100株優待のクオカードは上記の通り改悪となりましたが、「日本証券新聞」の購読権は3年以上で6ヵ月から12ヵ月に拡充されました。
3年以上の保有で購読権が1年間、つまり読み放題となるイメージですね。

自分はこの新聞の「新聞っぽさ」が好きで、権利のある間はPDF版を読んでいました。
記事の内容も参考になり好みでしたので、長期で読み放題というのは良いかもです。

まあ、この流れだと3年後はどうなるかという話なので、お話だけ聞いておきましょうか。