年始といえば今年の抱負ですね。
当方でも、はてなブログから「今週のお題」をお借りして新年の希望を書いてみました。
今年は「図書館展示」に触れてみたいと思います!
違う時の位相を旅する場所、図書館
デジタル全盛の今でも、図書館の体験は特別です。
とくに昔の書籍に図書館で触れるとき、大事に蔵されて多くの人に繰られほどけたページは本の内容とは別物ながら、何か自分が迎えられ、試されるかのような敬虔な気持ちになります。
本の重要事項はもちろん内容、コンテンツであることは間違いないですが、図書館の本はその装丁や紙質といったパッケージにも様々な経緯が折り重なっており、更にはその本に出会うまでの空間にすら別の物語があって、他に無い複合的な体験ができるのですね。
だったら思い切り特別な場所に行ってみたい、と夢見たりはしないでしょうか。
三菱地所が推す「東洋文庫ミュージアム」という場所
自分は昨年初めて三菱総研の株主になりまして、三菱系列の全株主に送付される「東洋文庫ミュージアム」の招待券を受け取りました。
この展示館は2011年に三菱地所設計が設計し、グッドデザイン賞を受賞した美しい建物だそうです。
なかでもあちこちのサイトに画像が紹介されて有名なのが、「モリソン文庫」。
約100年前に買い集められた貴重な書籍が展示されているのだとか。
写真だけでもこの荘厳さ。これは体験してみたいなぁ。
保存のためおさわりは厳禁のようですが、それでも時間を過ごしたい誘惑に駆られます。
保存のため暗くされた室内で、そこだけ浮かび上がる蔵書… 見たい…。
季節の展示もぬかりなく
もちろん、展示は図書の背表紙だけではありません。
ちゃんと中身までひとつひとつ見せてくれる展示も入れ替わり、立ち替わりです。
せっかく入場招待券を戴いたのだから、有効に使わない手はないですね。
株主優待といえば主流はギフトのイメージですが、こんな控えめな「体験」の優待に乗ってみるのもいいじゃないか、というのが今年の抱負であります。