バロックジャパンリミテッド(3548)は、若い女性向け中心の衣料・服飾製造&小売企業。
と言いつつある程度は男性向けもフォローのある、ユニクロなどと同じSPAです。
2月と8月の2回権利確定があり、店舗と通販で利用可能なクーポンコードが戴けます。
毎年有難く戴きますが、数値的には気になる内容も…?
優待到着月(2月権利分)
6月初旬(配当金計算書に同封)
昨年までは前月末の到着でしたが、今年は6月に入ってからの到着となりました。
同封の優待クーポンコードは6月1日からでないと使えないので、無問題です。
選んだ優待品のご紹介
当ブログは100株保有で、2,000円分がECサイトで注文可能です。
外へ着てゆけるTシャツ2着か、丈夫なトレーナー1着…を狙っていたら、ここでも値上げの波を感じて難しかったので、少し厚手のコットン100%Tシャツにしました。
こちらは、お尻と二の腕がしっかり隠れるフリーサイズ。
首が開きすぎないクルーネックなので、顔出しのリモート会議にも適応です。
しかし、この写真を高齢の母に送ると、第一声の感想は…。
「アンタ。そんな爺さんの股引みたいなラクダ色、恥ずかしいよ。まさか外に着てゆくんじゃないだろうね」
…だそうです。
「股引(ももひき)」も、「ラクダ色」も、聞かなくなった言葉だな~。
まあ、それは諸事情で仕方がないのです。優待クーポン価格の都合上、セール品を抽出しているため、売れ残った色サイズを戴く方向性になっております(^^;)
ラクダ色 ベージュのTシャツ、気に入ってますよ。
今期の配当原資は「資本準備金の減少」を伴っている
バロックジャパンの年間配当は 38円。直近の配当利回りは税引き後で3.8%に達し、更に株主優待が加わることを考えるとかなり優秀です。
ちょっと、その配当性向を確認してみましょうか。
コロナ以降、5年中3年までが配当性向100%超え…。
いや、「超え」というレベルじゃないか。 これは辛い。
配当性向とは、企業の純利益に対する配当の割合で、これが100%を超えるときは純利益を超えて配当している…つまり出血配当であることを意味します。
バロックジャパンの配当額は取締役会の決議(株主総会を必要としない)なので、この配当額は「配当を維持することが重要だ」という会社の意思によるのでしょう。
そして、今年の配当性向も100%超えであるわけですが、株主総会ではこの財源の一部として、「資本準備金の額の減少」が決議されました。
資本準備金というのは文字通り準備金なので、これを取り崩して「資本剰余金」に振り替え、配当の原資とすることには何ら問題ありません。
でも、できればあまり罪悪感を持たずに配当優待を戴きたいので…、必要なら社内の諸々にもきちんとリソースを割いて戴き、今後の発展を願いたいところです。
社員・顧客・小売業界の三方良しで新しい服を提供/入手して、機嫌良くなる。そんな回転に投資したいと思っていました。
なので、もし来年も同様だったら…、
手枷足枷かもしれない社内の状況が気になって、株主でいるかどうか悩むかも。
株式情報
2024年6月7日時点の情報です。
銘柄名 | バロックジャパンリミテッド(3548) |
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業種 | 小売 |
年間配当予想 | 38円 |
優待権利確定月 | 2月 8月 |
優待内容 | 2,000円分のクーポン券 8月1枚、2月1枚:100株以上 8月2枚、2月1枚:200株以上 8月2枚、8月2枚:500株以上 |
参考株価 | 795円 税引後配当利回り:3.8% 合計利回り:8.8%(100株を1年保有時) |