ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

改悪してる? してない? KDDIの株主優待カタログを昨年分と全比較

カバー

一時期、優待ランキングに入りながらも、今年を最後にカタログギフトを終了するKDDI。最後のカタログとなる2024年は大事に選ぶぞ! と開いたところ…。

むっ…。
昨年より価格が絞られている…?

そんな気がするんですけど。
いやいや。ひとつやふたつの印象で全体を評価してはいかん。

というわけで、全商品の昨年比を並べて比べてみましたよ。
手元データの関係でカタログは1種類ですが、可能であれば他カタログも追記します。
[追記] データ入手できましたので追記しました。

それでは比較をどうぞ!
オレンジ色は内容量の減少、青色のペアは類似商品への変更と推定されるものです。




花月コース(3,000円)のカタログ全比較

花月コースは、100株以上を5年未満保有で付与されます。
KDDIの株価からして、優待への感受性はこの層が一番高く、SNSへの発信力も多いでしょうから、カタログの選定には気を抜けないはずです。

結果はどうだったでしょうか…?
所々の量減少は発生しても、かわりにバラエティを増やすなどの工夫で頑張っているようです。

KDDI 株主優待カタログ比較1
KDDI 株主優待カタログ比較2

山水コース(5,000円)のカタログ全比較

山水コースは、100株以上を5年以上、または、1,000株以上を5年未満で付与されます。
当ブログも100株長期でこの区分に該当しますが、自分の印象では、この山水コースが一番不利な気がしますよ…。ウゥゥ

ぶっちゃけ、量的な減少も実感あります。他コースで頑張った分が調整されているのでしょうか。
というわけで、比較結果はこうなりました。

KDDI 株主優待カタログ比較3
KDDI 株主優待カタログ比較4

風月コース(10,000円)のカタログ全比較

風月コースは、1,000株以上を5年以上保有で付与されます。
これだけの株式が、そして保有年数があれば配当も含み益も充分なので、優待はまさにご褒美の上乗せですね。

株主の属性も忖度されたか、このコースの変動は抑制されているようです。
というわけで、比較結果はこうなりました。

KDDI 株主優待カタログ比較5
KDDI 株主優待カタログ比較6

まとめ

いかがでしょうか。維持されたもの、されなかったものが混在しますね。
ちなみに2022年のカタログは、内容が違いすぎて(良すぎて)並べられませんでした(涙)

インフレの風を体感する中、昨年同一量にこだわって選ぶか。
いやいや、欲しさ優先で戴きものを楽しむか。
いずれにしても楽しく有難いカタログギフトを選ぶ際にご参考ください。

100株長期の自分としては、有難みの中にも厳しさを感じた最終優待でした。
なまじ庶民の体感が出来上がっていると、カタログを見ただけで正味の価格や送料を思い浮かべてしまうことがありますね。そのカタログが 3,000円の時は「結構いいところを攻めているぞ」と思えても、5,000円、10,000円と聞けばギャップを感じる心理が強まってきます。難しいな~。

それもあって、KDDIはカタログギフトからポイントへ移行するのかもしれません。




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