さて、過日「うつ」の判定を受けて、仕事の難しさが増した自分。
強烈な不眠や、色々なことの精度が落ちまくるという症状に悩まされつつも、症状に飲み込まれずに距離を置く努力をしています。
こんなときに大事なのは、「それでも投資を止めない」ことですね。
しかも、無理せず。
心身不調時は正直頭が働かなくて、選定も売買も難しいです。
そんなときに限って予定外に現金が多くなり、早期に何かを買わないといけなかったりします。
これは放置すると機会損失が痛いやつ…。
不調になる前までの準備が物を言う
普段から下記のような準備をしているだけで、投資の継続度は大分違います。
- 自動積立
- 買付候補の選定
- 自分が納得する候補価格の設定
このくらいの手元情報があれば、考える力が落ちた時に「以前の自分に任せる」ことができますね。
軽度の心身不調なら「長期で指値して放置」。好相性はJリート
買付するときは、「良い価格で買いたい」と思いますよね。
だから、そのときどきの状況でタイミングを計ったり、指値を調整したりする。
しかし、そういう作業が億劫なときは、価格があまり関係ない対象に指値を入れたいと思います。
その対象とは、リートやインフラファンドの投資法人。
これらは市況で価格が増減しますが、基本は数年先までの分配金が決まっています。
現在価格が上がったからといって増配するとは限らず、下がったからといって今後の分配金が危うくなるものでもありません。
つまり、含み益や含み損をそれほど気にせず持てるということ…。
成長性には弱い資産ですが、心身不調との相性は良いんですよね。
なので、指値の期間指定を最大にしておき、割安価格を指定したまま、あとはアプリも開かず待っていればよい。
幸い、ここしばらくはリート指数が割安なので、悪くない約定機会が訪れる可能性は高そうです。
約定しても、しなくても、無理して毎日確認しなくていい、くらいの気持ちで構えています。
重度の心身不調は「自動積立のみ」
昔休職した際は相当症状が重かったので、証券口座は数年以上忘れられていました。
しかし、文字も読めない状態のときには以前の自分もへったくれもありません。
精度は度外視、ポートフォリオもこの際度外視となれば、信頼できる投信かETFの定期積立をほったらかしにするの一手となるでしょう。
とりあえず投資だけはしておき、後の整備は未来の自分に任せることです。
今は指先ひとつで設定できて、信託報酬も低額な良いものが沢山あります。
体調が悪くても、良くても機械的に投資が続くよう、無理のない価格で設定しておきましょう。
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