ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

2022年12月最終日の保有銘柄


2022年も最終日を過ぎて、ここから先の取引はもう新年度。
働く人、休む人、境遇は色々となりますが、そのなかでも過ぎた年を振り返り、ゆっくりと新年を迎えるひとときを持ちたいですね。

そんな最終日の権利付保有銘柄は下記のようになりました。

ノギン 月末権利一覧
ノギン 月末権利一覧


新規マークのグローバルリンクは、今年を最後とするクオカード優待があります。

例年はもうひとつ配当銘柄があったのですが、現在NISA口座の金融機関を変更する手続きを進めており、銘柄も移動するため一旦売却しました。

これは来年以降もう少し考えてみたいところです。
含み益の銘柄をあえて利確して買い直すのって、テンション下がると思いません?
権利日前の売却なので、今年の配当金も戴けないし…。

でも売却しないと、あーなってこーなるんだろうし…。
いや、同じ銘柄を買い直すことにこだわらなくてもよいのか。
金融機関変更のこの部分だけは、悩ましいです。

一方、日本株に慣れた身からすると、米国株の配当は不思議です。
12月中旬に権利確定日があったと思ったら、その数日後に配当振込なのですから。

え? この配当っていつの権利のもの? と、今でも思ってしまいます。


前月のようすはこちら。

benzoin.hatenablog.com

 


【駄目か…】現行NISAから新NISAへロールオーバーできない件

カバー

ここ最近、新NISAに関して「悲報」「速報」が流れているのを目にします。

どうやら、これまで認知されてきたのとは違う情報が固まってきたんだな、と受け止めました。



現行NISAから新NISAへのロールオーバーは…できない

これまでの通説では「現行NISAから新NISAへのロールオーバーは、できる」でした。
実際そのような記載をされているサイトはまだ多くあります。

しかし、これらの情報はどうやら「少し前の新NISA」に関する古い情報だったらしく、直近の新NISAについてはここ数日から1週間くらいで「できない」の情報が上がってきていますね。

えぇ… 信じたくないんだけど…。


情報の出所は、金融庁が一般投資家向けの説明会を行い、そこで明らかになったとのこと。
早速金融庁のサイトを見てみると、情報が載っていました。

金融庁 新しいNISA
金融庁新しいNISA」のページより


新NISAはまだ未確定とはいえ、金融庁の本丸サイトに載ってしまった情報は変わりそうに無いですね。

2023年のNISAはロールオーバーを見越して購入するつもりだったのですが。
そうか…。 出来ないのか…。(落胆)
 

現行NISAがある人は、2024年から非課税口座がふたつに?

現行NISAは2023年で終了しますが、終了するのは買付だけ。
2023年から5年間の非課税期間は継続するので、新NISA口座はそれとは別になると思われます。

口座管理画面はどうなるんだろう 😓
統合画面ですむのか、別サイトになってしまうのか。
それぞれの金融機関で、実際始まってみないとわかりません。
 

ブログ主の非課税口座は3つになる、はず

自分は2023年から、NISA口座の金融機関変更を申し込み手続き中です。
これをすると、変更前の非課税口座と変更後のNISA口座が並立するんですよね。

そして2024年の新NISAを迎えると、現行のNISAとは別に管理される非課税口座がまたできる、と。
口座をコレクションしているわけではないんだけどな…。

でもまあ、ロールオーバーできないとはいえ、非課税は非課税。
要するに、あと5年限定で、新NISAの枠外にも非課税投資枠が持てるということなので、やはり投資はしたいと思います。

JIA:育つ優待が遠ざかった日【やっぱりね…】

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12月権利のJIA(7172)は、保有年数に応じて増えるクオカード優待があります。

benzoin.hatenablog.com

それが、権利日直前に優待変更を出しましたよ奥様。
現行の100株優待が200株優待となり、100株は開始時期・金額縮小のイメージです。


まあ…、うん、そうね…。

ちょっぴり予想はしたよね…。 目標達成した後は改悪じゃないかなって…。

株主対策とはいえ、過大なクオカード優待は最初から控えたほうがいいんじゃないかな。
これで改悪は2回目となるので、失望した方も多いことでしょう。
 

日本証券新聞に関しては拡充

100株優待のクオカードは上記の通り改悪となりましたが、「日本証券新聞」の購読権は3年以上で6ヵ月から12ヵ月に拡充されました。
3年以上の保有で購読権が1年間、つまり読み放題となるイメージですね。

自分はこの新聞の「新聞っぽさ」が好きで、権利のある間はPDF版を読んでいました。
記事の内容も参考になり好みでしたので、長期で読み放題というのは良いかもです。

まあ、この流れだと3年後はどうなるかという話なので、お話だけ聞いておきましょうか。


ブログ開設1周年

カバー

記録によれば、当ブログの初エントリは2021年の12月25日。
それから少しずつ記録を重ね、このたび満1年をまわりました。

初めてのブログが1年続いたってスゴイ。

毎日とはゆきませんでしたが、続いたことに感無量です。
思いがけずコメント戴いたり、はてなスターで励みをくださった方々に感謝、感謝です。
 

 

記録を残しながら進めたら、本当に成績があがった

節約、筋トレ、そういうものは記録を残しながら進めると良いらしいですね。
当ブログのテーマである「投資」もおそらくその部類。
単に記録を取るだけですが、過去との比較を見ることそのものに効果を感じます。

過去を見ることで、「これは良かった」と安心できる材料になるし、じゃあ今度はこうしよう、もっと工夫してその結果を見よう、と波及効果が出てくるのでしょう。
もちろん取りたてて工夫しなくても、「何もしないのが良かった」ということもありました。

ブログという形式にもほどよい緊張感があって、これはこれで楽しくなってきたかも。
はてなブログというサービスがあって良かったな。
 

ブログがないときよりも勉強している

当ブログはたぶん「中の下」くらいの人が投資に取り組んで、なんとか老後のお財布を助けようというコンセプトです。
なので、自分で実感できた内容だけを書くことと、情報の出所にはなるべく気をつけました。

お金の話題はYMYLなどと言われるように、ときには人生を左右するもの。
適当にやってはいかん内容も多いので、結果的にいろいろ勉強できたように思います。

おかしなことを書いていると、検索インデックスから外されてしまいますしおすし。
というか、どうやってもインデックスされない記事があるし…。それはもういいや…。
 

自分軸との対話を大事にしたい

さて、優待記録も1年間をまわり、知らない投資情報との出会いも少しずつ既知となってきました。
「あ、これは前に勉強したやつだ」と感じるイベントも多くなるかもしれません。

じゃあ、それで投資が退屈になっただろうか? と自問してみると…

なりませんねw

自分の迷いも終わりませんし、お金も足りません(笑)
かといって、巷にあふれる情報を引用紹介するブログというのも、出来そうにないし…。

やっぱり、実際に失敗したり、納得したり、そうして自分自身がお役立ちを感じたり。
そんな小さな内容にいくばくかの需要を探し、これからもブログしてゆきたいと思います。

いつまで続くか不明ですが、今暫くはどうぞよろしくお願いします。
泡沫の小ささにも決してめげず、大事な配当を一緒に享受しましょうね。


一正蒲鉾からの優待品が到着しました

一正蒲鉾 株主優待品


6月権利の一正蒲鉾(2904)には、年末を到着日とする優待があります。

benzoin.hatenablog.com

それがこのたび我が家に到着しました。

一正蒲鉾 株主優待品


クリスマスイブに蒲鉾w

品名が「おせち商品」なので、もっと年末ぎりぎりに届いてお正月に食べる想像をしていたら、思ったより早かったです。

冷凍品ではない蒲鉾に伊達巻き、大丈夫かな…。
と思って賞味期限を見ると、蒲鉾は1月5日、伊達巻きは1月7日でした。
原材料に保存料の類は入っていないようなので、密封が効いているのでしょうか。

これはチルドルームに頑張って戴き、年越しそばとお年始に間に合わせましょう。
楽しみ…!


今年、一正蒲鉾は権利後に利確しましたが、値下がりしたのでまた保有
優待権利には6ヵ月保有が必要なので、原材料高の改善を願って来年も美味しく戴きたいです。


【決心】今から、NISAの金融機関を変えてみる

カバー

年末が差し迫るこんな時に、一大決心をしてしまいました。
NISA口座を、現行の大手証券会社から…ネット証券へ!

なにかと大変な予感しかしませんが、新NISAの拡充が自分の背中を押しました。
変えるなら、新NISAが始まる前の今しかないのでは、と感じたのです。



だって、手数料が高いんだもの…。

株式投資をはじめた頃はNISAは無く、ネット証券もまだ傍流で、さる大手証券口座をメインにしました。
その流れで、「大手には大手の良さがあるだろう」などと思い、同じ口座でNISAも開設。
今思えば、先見の明がなかったですね……。

実際やってみると、時間がたつほど使い勝手が悪いことに気づきます。
現在メインのネット証券と比べると、その差は歴然。
サイトは取引しづらいし、手続きできない時間帯が多いし、そしてなにより…

手数料が毎回最低でも 1,100円かかるんだもの。

NISAが拡充され、売却すれば枠復活とも言われる今、往復の手数料は老後の大きな足かせに感じました。

そして遂に、証券会社への連絡を開始してしまったわけです。
 

NISAの口座を変更して、本当にメリットが出るの?

含み益のある特定口座と新NISAの比較は、「特定口座を売却しても新NISAで買い換えた方が有利」という情報があります。
しかし、含み益のあるNISA口座を他のNISA口座に移行したときはどうでしょうか。


NISA口座変更には、「現行口座の銘柄は移管できない」というルールがあります。

変更後の証券会社には、カラッポのNISA口座が作成されるはずです。
今までNISAの恩恵を受けていた銘柄は現行口座に取り残されるのですね。
「手数料が高い」程度で移行して大丈夫なのでしょうか?
 

変更前の元NISA口座でも、非課税期間は継続できる

現行口座に取り残された資産はどうなるのか。これは多大に気になる点でした。

結論から書くと、取り残された資産も5年間の非課税が継続します。


この点は、現口座のコールセンターに連絡した際も同じ説明を戴くことができました。

  • 今年までのNISA買付分は、変更前の証券会社で5年間非課税。
  • 来年のNISA買付分は、変更後の証券会社で非課税。
  • 2024年からの新NISAは、変更後の証券会社から時価ロールオーバー

こんなふうになるようです。

非課税口座がふたつ並ぶことになるが、買付できるのは片方だけ、という形ですね。
変更前のNISA口座に銘柄があっても、慌てて売却や買換をしなくて良さそうです。
口座がふたつという点を除けば、課税面の運用は全く変わらず安心しました。
 

変更前口座からのロールオーバーは不可

口座変更にはもうひとつルールがあります。
変更したい年(来年)に、変更前のNISAで取引してはいけない」というものです。

売買はもちろん、年またぎのロールオーバーも取引として数えられます。
自分は既にロールオーバーを設定済みでしたが、コールセンターで「取消してください」と言われてしまいました。そりゃそうか。

つまり、今年で5年を迎える銘柄は、口座を変えなければロールオーバーできたところ、口座を変えることにより売却か移行かの選択を迫られることとなりました。

  • 含み益の銘柄を売却し、変更後NISA口座で取得しなおすか。
  • あるいは、時価で特定口座へ移行し、課税後の配当を受け取るか。

前者を選ぶなら、取得価格の取り直しになります。
残高の実質は変わらないんだけど、気分はイマイチかな。

後者を選ぶなら、配当の課税分が来年のインカム減少要因になるので、デメリットですね。
現行制度からは新NISAへもロールオーバーできないので、同じことを毎年繰り返します。
逆に考えるなら、金銭的なデメリットはロールオーバー不可分の課税額にとどまる、とも言えます。

思っていたより悲惨じゃなかった。

口座を付け替えたり、入金力次第ではありますが単純に買い足したり、工夫はできそうですね。
わりと希望が見えてきました。
 

口座変更が完了するまで、非課税は封印

口座変更は長い手続きになります。

金融商品取引業者等変更届出書、非課税管理勘定廃止通知書、非課税口座開設届出書…。
すべて順番に郵送なので、1月の大発会からすぐに新口座のNISAは無理そうです。
これは自分の決心が遅かったので、仕方ありません。

でも、そこを超えれば手数料の問題が解決するし、選べる選択肢もぐっと増えます。
来年からは良いことがある、と思うことにしよう。

現行の大手証券は永久保有銘柄の置き場兼、債券置き場として今後も継続予定であります。


今年、目的をもって手放した優待銘柄たち

カバー

月末が近くなると、「〇月優待銘柄の取得一覧」といったブログ記事がみられます。
こういうのは結構好きで見ています。
将棋番組で棋士の「おやつ」を見たくなるのと似た感覚です(笑)

さて、「取得」の記事はよく見ますが、「売却」の記事はあまり見ません。

優待というストックを失う、マイナスのイメージがあるのでしょうか。
いや、ブログの場合は「お土産の共有」という感覚が良いので、その逆は歓迎されないのでしょう。
取得なら未来に得るものがあるけれど、売却にはそれがない。
…ないのか?
 



優待とは違う何かを得ようとして売却する

共感は得られにくいかもしれませんが、年末なので優待喪失の話題も前向きに捉えてみます。
以下は、優待スキーの自分が今年手放した銘柄たちです。

コード 銘柄 優待品 売却理由(当時)
9969 ショクブン お米パック x24 低配当
3418 バルニバービ 食事券 or ギフト 低配当
3141 ウエルシア Tポイント or ギフト 利確目的
4927 ポーラ.O.HD 自社製品 利確目的
2540 養命酒 自社製品 株価不安
7213 レシップHD 岐阜県特産品 低配当・流動性不安


うわぁ。結構手放してしまっていました。
しかも、含み損で売ったものもあるため、実現収支が酷いことになってます。
優待はいつか金欠を救うと信じていた時もあるので、とっても残念です…。

しかし、今年は目をつぶって意識的にやりました。
優待銘柄だけではないですが、売ってどうしたかというと、こうしたのです。

ノギン 保有利回り内訳


低利回り体質を改善し、配当力を上げましたよ~。

比率は金額ベースではなく、単純に銘柄数の比率ですが、効果は実感できています。
資産量や入金力が充分とはいえない中で、なるべく最善を取りたいという動きでした。
 

少ない資金力でも高利回りを望む

今年残った低利回りは、含み損も混じるためひきつづき頑張って組み替えるぞ。
そのためには売却益も出さなくてはいけないのですが、これはあまり狙えないですね…。

売却益の源泉となるのはリスク。
年をとるにつれて、次第に自分のリスク許容度は低くなってきました。
だから余計に、日本株は配当・分配を重視したいと思うのです。