月末が近くなると、「〇月優待銘柄の取得一覧」といったブログ記事がみられます。
こういうのは結構好きで見ています。
将棋番組で棋士の「おやつ」を見たくなるのと似た感覚です(笑)
さて、「取得」の記事はよく見ますが、「売却」の記事はあまり見ません。
優待というストックを失う、マイナスのイメージがあるのでしょうか。
いや、ブログの場合は「お土産の共有」という感覚が良いので、その逆は歓迎されないのでしょう。
取得なら未来に得るものがあるけれど、売却にはそれがない。
…ないのか?
優待とは違う何かを得ようとして売却する
共感は得られにくいかもしれませんが、年末なので優待喪失の話題も前向きに捉えてみます。
以下は、優待スキーの自分が今年手放した銘柄たちです。
コード | 銘柄 | 優待品 | 売却理由(当時) |
---|---|---|---|
9969 | ショクブン | お米パック x24 | 低配当 |
3418 | バルニバービ | 食事券 or ギフト | 低配当 |
3141 | ウエルシア | Tポイント or ギフト | 利確目的 |
4927 | ポーラ.O.HD | 自社製品 | 利確目的 |
2540 | 養命酒 | 自社製品 | 株価不安 |
7213 | レシップHD | 岐阜県特産品 | 低配当・流動性不安 |
うわぁ。結構手放してしまっていました。
しかも、含み損で売ったものもあるため、実現収支が酷いことになってます。
優待はいつか金欠を救うと信じていた時もあるので、とっても残念です…。
しかし、今年は目をつぶって意識的にやりました。
優待銘柄だけではないですが、売ってどうしたかというと、こうしたのです。
低利回り体質を改善し、配当力を上げましたよ~。
比率は金額ベースではなく、単純に銘柄数の比率ですが、効果は実感できています。
資産量や入金力が充分とはいえない中で、なるべく最善を取りたいという動きでした。
少ない資金力でも高利回りを望む
今年残った低利回りは、含み損も混じるためひきつづき頑張って組み替えるぞ。
そのためには売却益も出さなくてはいけないのですが、これはあまり狙えないですね…。
売却益の源泉となるのはリスク。
年をとるにつれて、次第に自分のリスク許容度は低くなってきました。
だから余計に、日本株は配当・分配を重視したいと思うのです。