お菓子作りのキモは、正確な計量と適切な下処理。
と言っても、困ったなあ。どちらのツールも、才覚も持ち合わせがないぞ。
そんなお菓子不器用さんが、株主優待の砂糖と小麦粉をミックスするとどうなるか。まあ、上手くはゆかないよね… という雑談ブログです。
今回お世話になった株主優待品
普段はお菓子など作らない、作る発想も出ないブログ主ですが、大量の砂糖を目の前に積まれ、その砂糖の袋にお菓子のレシピが書いてあったら話は別です。更に、小麦粉も株主優待でばっちり。
ニップンは長期保有しており、なんらかの小麦粉が年2回戴けます。小麦粉は毎回違う内容だけど気にしない。(そういう所が駄目なんだろうな…)
ともあれ、2022年は「沖縄産 粉末黒砂糖」を手にとって制作開始です。

初めて作ったサーターアンダーギーは「クリーチャー」だった
サーターアンダーギーの材料は5種類、非常にシンプルです。
黒砂糖、小麦粉、ベーキングパウダー、卵、サラダ油。
これなら自分にも出来るじゃん! と思って軽い気持ちで作ると…

うわああああ。
すいませんすいません。混ぜる順番が違いました。材料も全部目分量でした。
でもだからって、こんなになることないじゃん…。
生地がネトネトしすぎて、丸く作るなんて出来なかったんです…。
2度目に作ったサーターアンダーギーは「フライドチキン」だった
そして2023年の黒糖小麦粉チャレンジ。
前回はきっと、記載通りに卵を泡立てなかったからだ。そうだそうだ。
親から貰った昭和の泡立て器しか持っていなかったけど、20分くらい頑張って泡立ててみたよ! あと量と順番も記載通りにしてみた!
…はずなんだけど。

いや、これ、お菓子だからね…。
フライドチキンに見えるけど、甘いお菓子なんだぜ…。
3回目のチャレンジも同様の結果だったので省略します。
4度目の正直は「サーターアンダーギー」が完成!
生地だ。生地がともかくいけない。
なぜ、黒糖と小麦粉を混ぜた生地が、ちゃんとした「生地」にならずに粘着性のスライムになってしまうのか。
2024年は初めてネットのレシピを検索し、いくつかの知見を仕込んでリトライしました。
- 卵は泡立てなくても良い
- 生地を冷やすと丸めやすい
あともう1点、前回までで黒糖を使い切ったので、糖の種類を「石垣島のおいしいお砂糖」という色つきの糖に変更です。

糖と小麦粉の配分はネットのレシピに従うと…。
あら不思議。前回までのスライムが嘘のように、扱いやすい普通の「生地」ができたじゃないですか。もしや、上手くゆく…?

やったー!
ちゃんとした丸い形のお菓子だー!
綺麗な割れ目が入って、美味しそうに出来たー!
これなら「サーターアンダーギー」と言っても大丈夫ですよね。
今回変わったのは、糖の種類と小麦粉の量、卵泡立ての有無でした。
結局、決定打は何だったのか、特定が難しくなりましたが…。 前回の黒糖は特性が違うから、小麦粉の量を増やすなどレシピを調節するべきだったのかな。
DM三井製糖HDからは、もうじき今年分の優待が到着します。
またまた糖が補給されてしまうので、次回のニップン優待後に再度甘い物を作ってみますぞ。黒糖が入っているといいな。

