淀川製鋼所（5451）は「ヨドコウ」で知られる鋼板・メッキ鋼板が主力の会社。
3月に権利月があり、オリジナルカタログギフトが戴けます。
2024年の株主総会では、この優待にもメスが入りかけましたが、結果は…
benzoin.hatenablog.com
2024年6月末、無事に優待案内が到着
株主提案は、「2024年3月期の株主優待を廃止する」なので、もし可決されれば今年の優待通知が来ないという結果になるところでした。
結果は、何事もなく通知が到着し、優待継続であります…。
この提案を行ったのは「INTERTRUST TRUSTEES (CAYMAN)LIMITED SOLELY IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN-UPおよび株式会社ストラテジックキャピタル」という長い連名のところでして、投資先の会社に積極的な株主提案をしているようです。
提案を行った企業に関しては特設ページを設けています。
なかには配当性向を100%にしろとか、自己資本比率を下げろとかの短期目線もあるため、「いくら大株主でも賛成しないだろう」と想像はしたのですが、株主優待に関しては有名企業の廃止が続いたこともあり、正直どうなるかと気にしていました。
株主提案の賛成率はどの程度だったか？
株主総会の決議結果は、EDINETの「臨時報告書」で公開されています。
PDFで振り返ると、株主提案の内容は下記の通りで…、
決議の結果、賛成票と反対票はこうなっていました。
優待廃止の条件である「第7号議案」は賛成 17.19% という結果ですね。
淀川製鋼所の本体は議案に反対なので、今年に関しては議決権で負けなければ存続です。
んが、来年以降に関しては、他に多くいるであろう大株主の意向が徐々に影響するでしょうから、今年の 17,19%というのはあまり楽観的な数字でもないかな。
たとえ優待がなくとも、保有動機が途切れないような銘柄選びが大切だと感じました。
有難いカタログと隠れ優待はこちら
というわけで、からくも到着した優待カタログがこちらです。
当ブログは100株を3年未満保有で、2,000円の価格帯でした。
品数は少なくとも、防災用品の入替ができて助かります 👌
ちなみに、淀川製鋼所の現優待は株数に応じた3段階で、それぞれ3年以上の長期保有で金額が倍になります。（最大は、500株以上の長期保有で 8,000円相当）
そしてもうひとつ、（これも株主提案で攻撃されていましたが）配当金通知書の封筒には、「ヨドコウ迎賓館」の入場券が同封されました。
場所が兵庫県で自宅から遠く、昨年分は使えなかったので並べてみると…、
ちゃんと、有効年度の見分けがつくように券の右端の色を変えているのですね。
うーん、きめ細かい。
確かにお金はかかっています。んが…。
いつか旅行に行けるようになるまで、優待が続いてくれると嬉しいかな。
株式情報
2024年6月28日時点の情報です。
| 銘柄名 | 淀川製鋼所（5451） |
|---|---|
| 業種 | 鉄鋼 |
| 年間配当予想 | 309円 |
| 優待権利確定月 | 3月 |
| 優待内容 | 「ヨドコウ迎賓館」入場券（4名まで可）：100株以上 カタログギフト |
| 参考株価 | 5,620円 税引後配当利回り：4.4% 合計利回り：4.7%（100株3年未満保有時） |
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