三菱総研(3636)はちょっとした「隠れ優待」が話題になりながらも、やはり隠れは隠れ。企業の胸先三寸で、いつでも廃止されてしまいます。
実際、昨年は御礼つきアンケートの封入が途絶えて…、今年はまた封入有りでした。
嬉しい再開となるのでしょうか?
しかし、やはり胸先三寸の隠れ優待現在地です。
一度は無くなった「アンケート」が復活(か?)
かつて、年2回の1株隠れ優待だった株主アンケート。
1株 →100株 →無し、と縮小の一途でしたが…
権利月 | アンケート 封入月 |
御礼品 | 権利株数 (推定) |
---|---|---|---|
2022. 9 | 2022.12 | 2023. 4 フロネシス 23号 | 1株 |
2023. 3 | 2023. 6 | 2023. 9 リングノート | 1株 |
2023. 9 | 2023.12 | 2024. 4 フロネシス 24号 | 100株? |
2024. 3 | 2024. 6 | 2024. 9 リングノート | 100株 |
2024. 9 | - | - | - |
2025. 3 | 2025. 6 | フロネシス 25号? | 100株 |
最終行の現在地、2025年6月で復活が確認されました😇
どうやら今年も必要株数は 100株の模様です。
従前は6月封入でリングノート、12月封入でフロネシスのサイクルだったので、半年分ずれました。
過去の到着状況から推測するに、今回(2025年6月封入分)に対する「フロネシス」の到着予定は9月頃でしょうか。フロネシスの刊行は毎年11月なので、9月だと新刊には間に合わず、昨年11月の分が届くのかなぁ。
三菱総研の主要顧客は官公庁と民間ですが、SI業やソフトウェア開発の需要は意外に景気敏感だったりしますね。これから先は、アンケートの有無を会社余力のバロメーターにしようかな。
「施設共通利用券」の対象施設は3カ所
三菱総研からはもうひとつ、三菱グループゆかりの美術館招待券が年2回戴けていました。
2025年以降は年1回となり、「施設共通利用券」と名を変えることが宣言されていましたが、こちらは嬉しいことに端株での封入も観測されていますよ。
権利月 | 入場券 封入月 |
対象施設 | 権利株数 (推定) |
---|---|---|---|
2022. 9 | 2022.12 | 東洋文庫ミュージアム | 1株 |
2023. 3 | 2023. 6 | 静嘉堂文庫美術館 | 1株 |
2023. 9 | 2023.12 | 東洋文庫ミュージアム | 1株 |
2024. 3 | 2024. 6 | 静嘉堂文庫美術館 | 1株 |
2024. 9 | - | - | - |
2025. 3 | 2025. 6 | 施設共通利用券 | 1株 |
つまり1株株主に関しては、年1回の施設利用権だけが継続した形です。
次回の9月権利(12月封入分)には入場券がなく、議決権行使者(100株)への抽選ギフトとなることがわかっています。
ところで、気になる「施設共通」とは一体…?
満を持して実物を見た結果は、「3つの施設で使える、2枚の入場券」でした!
そうだなぁ。静嘉堂と東洋文庫は有難く通わせて戴いたので、今度は頑張って神奈川県にも行ってみようかな。
交通費を考えると最早お得ではないですが、新体験のきっかけと思って楽しんでみましょう。三菱グループ様、ありがとうございます。


