ふー。
しつこい頭痛でモニタが見られない間にも、相変わらずの高値継続ですか…。
日本人が外国を買い、外国人が日本を買うという謎展開も佳境の感がありますね。
そんな中で、とある領域が思いっきり放置されているのをお気づきでしょうか。
Jリートです…。
いやはや、これは清々しい。直近2年間の最安値圏ですよ。
放置というより、お金が流出して株式のほうに流れているのかな。
世間の注目に含まれていないジャンル?
リートは株式ではありません。
不動産投資信託が上場しているもので、投資口の向こう側にあるのは証券化された不動産群です。
そのため、株式とはちょっと違った態度で保有する必要があり、そのあたりが今のニーズと合わない、「儲からない」ジャンルと見なされているのかもしれませんね。
うん。今の投資ブームとは真逆の方向性だわー。
長期で持っても成長しないなら、そんなの駄目じゃん?
値下がりしてるなんて、もっと駄目じゃん?
という投資家の声が聞こえてきそうです。
まあ、それもそのはず…。
リートの保有意義は、不動産から得られる分配金それ自体と言って良いのですから。
リートは投資額を成長させるためではなく、定期配当を得るために保有するものだ、と考えておくのが良いでしょう。つまるところ、ホットケ型の不労所得装置が欲しい人向けです。
儲からなくても、少額でもいい。資産の一角にリートを備え、変動幅の少ない入金額を確保することで、精神が安定する…。そんなタイプの人にとっては、含み損化の余地も減って買いやすい時期が来ている気がします。
逆に、全力NISAで資産をガンガン成長させるぞ! という長期の野望がある場合は、やはりリートを外した方が成績が良いでしょうね。
当ブログではたまにリート・インフラファンドを話題にしており、少しずつ買っております。実物不動産のような節税メリットは得られませんが、そんなものを持つ才覚のない身にはこれで充分…。
おかげ様で、静かな投資は体調不良の味方であります。
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