ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

新NISAからも、海外からも放置中。Jリートの捉え方

カバー

ふー。

しつこい頭痛でモニタが見られない間にも、相変わらずの高値継続ですか…。
日本人が外国を買い、外国人が日本を買うという謎展開も佳境の感がありますね。

そんな中で、とある領域が思いっきり放置されているのをお気づきでしょうか。

株価指数ヒストリカルグラフ -東証REIT指数- 日足チャート


Jリートです…。
いやはや、これは清々しい。直近2年間の最安値圏ですよ。
放置というより、お金が流出して株式のほうに流れているのかな。




世間の注目に含まれていないジャンル?

リートは株式ではありません。
不動産投資信託が上場しているもので、投資口の向こう側にあるのは証券化された不動産群です。

そのため、株式とはちょっと違った態度で保有する必要があり、そのあたりが今のニーズと合わない、「儲からない」ジャンルと見なされているのかもしれませんね。

  • 利益の上限がある(家賃以上には儲からない)
  • 長期保有と価格成長は関係ない
  • ほぼ全てを分配するため複利効果がない

うん。今の投資ブームとは真逆の方向性だわー。

長期で持っても成長しないなら、そんなの駄目じゃん?
値下がりしてるなんて、もっと駄目じゃん?
という投資家の声が聞こえてきそうです。

まあ、それもそのはず…。
リートの保有意義は、不動産から得られる分配金それ自体と言って良いのですから。

リートは投資額を成長させるためではなく、定期配当を得るために保有するものだ、と考えておくのが良いでしょう。つまるところ、ホットケ型の不労所得装置が欲しい人向けです。

儲からなくても、少額でもいい。
資産の一角にリートを備え、変動幅の少ない入金額を確保することで、精神が安定する…。そんなタイプの人にとっては、含み損化の余地も減って買いやすい時期が来ている気がします。

逆に、全力NISAで資産をガンガン成長させるぞ! という長期の野望がある場合は、やはりリートを外した方が成績が良いでしょうね。

当ブログではたまにリート・インフラファンドを話題にしており、少しずつ買っております。実物不動産のような節税メリットは得られませんが、そんなものを持つ才覚のない身にはこれで充分…。

おかげ様で、静かな投資は体調不良の味方であります。

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