ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

優待にも格付け制度を導入してほしい

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第三のインカムゲインと言われる株主優待日本株の楽しみのひとつですね。

以前は内容が魅力的なら、あるいは利回りが良ければ単純に喜んでいました。
しかし昨今は、ちょっと抵抗感のある優待新設があるようにも思います。

  • 上場維持基準に至らない企業が、短期間での基準クリアを狙って過大な優待を新設する
    ・セグエグループ(年間3万円のクオカード)
    ・日本エコシステム(年間3万円のクオカード)
     
  • 過去数年以上にわたり赤字の企業が、高額なギフト優待を新設する
    ・SDSホールディングス(1~3万円の特産品等)

こういうのをいちがいに「高利回り」と分類しても良いのでしょうか?

YESかNOで選ぶなら「高利回り」となりますが、継続性や将来の株価には疑問符がつく、いや、つかないとおかしいでしょう。しかしその疑問符を気づかせてくれる情報は見えづらいのです。
かくして、優待を使った株価操作はやりたい放題の様相というか何というか。

たとえば債権なら、信用力を指標化した格付けというものがあるので、「利回りは高い、でも信用(格付け)は低い」といった情報を組み合わせて購入を検討できますね。
投資人口も増えたであろう現在、優待にも何か指標が必要となる時期が来たように思えます。

そういうサイトが運営されたとしたら、流行るだろうなあ。
あるいは金融庁さんが頑張って、優待の経営への影響を記載する決まりにするとか。

ともかく、あまりにチャレンジャーな優待は、「そういう世界のもの」として棲み分けしてくれないかなぁ、というのが正直な気持ちです。

優待界隈が色物扱いになる未来が来そうで、なんかイヤだ…。
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