今年と来年は、特定口座の投信を定期解約しながら、それをそのままNISAのつみたて投資枠に移すという期間限定の試みをしています。
年一括投資の気運には外れますが、つみたて枠の想定スキームに沿いながら、一方では「老後の取り崩し」に似た状況を実体験し、来たるべき本当の取り崩しに対して心の準備をする目的ですね。
設定時はこんな皮算用をしていました。
毎月の取崩額 |
34,000円 |
---|---|
NISAつみたて枠への入金 |
30.000円 |
残りは買付余力への 組み戻し |
4,000円 |
で、今月はその最初の体験月です。
実際やってみて、真っ先に目に飛び込んだのはこの表示でした。
うぐっ…。 これがあったか…。
投信 34,000円を取り崩した入金とは別に、余力から 1,886円を徴収された…。
投信がプラス運用だったので、取崩額の幾分かは運用益の利確であると見なされ、取り崩し結果が税金で目減りしたのです。
実質の入金額は、解約設定額の 34,000円ではなく、税引後の 32,114円だったということですね。
まあ考えてみれば当然の話です。
NISAには無くて、特定口座にあるのが税金…。
頭ではわかっていましたが、取り崩しの税金って感覚的に痛いんだなあ。
これが個別株なら、
「含み益○○円を利確したから、まあ税金が引かれるよね」
と直感的に思うことができます。
でも投信の場合、金額積立で基準価格を意識しないし、運用益は基準価格に溶け込んでしまっているので、利確の実感が持てません。
うーむ…。 毎月この「譲渡益税源泉徴収金」を見ることになるのか…。
やっぱり、投信こそは可及的速やかにNISAへ移行するべきものですな。
ありがとうNISA!
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