新NISAの枠埋めの話題が盛況ですね。
成長枠で配当重視の自分も、投信は一応組み入れています。
とはいえ、投資できるのは来年なんだから、別に急がなくて良いだろう
…と、思っていたらそんなことはありませんでした。
新NISA「つみたて枠」の申込期日は崖っぷち
自分は特定口座で投資信託の積立購入を設定していました。
カード決済で積立し、ポイントのキャッシュバックも受けるというアレです。
で、この積立は来年からはNISA口座にしよう、と当然なりますね。
現在の特定口座積立を解除し、新NISA口座の積立を開始しようと。
すると、そこに「申込期日」という壁が立ちはだかるのです。
特にカード決済の場合は、遅くとも12月1週までに手続きを終えないと、1月からの積立にならない… どころか、解除もされず、1月の積立は特定口座にいってしまうアクシデントが発生します。
今更ですが各社の締め切り日が「ダイヤモンドZAI」にまとめられていましたよ。
…タイトル長すぎ(汗)
入金額を増やさずに、積立金額をうまく増やしてみる
新NISAのつみたて枠は、1年あたり120万円です。
月々10万円まで積立できるわけですが、毎月10万円が普通に出せる属性は限られるのではないでしょうか。自分には無理です…。
でも、積立額は増やしたいぞ!
という場合の原資となるのが、既存の特定口座投資信託であります。
結論から書くと、「特定口座を定期解約」しながら「NISA口座へ定期積立」します。
入金もせず、月々の手間もかけず、投信を特定からNISAへ勝手に移動するわけです。
昔昔の若い頃、良くわからないまま購入した投資商品は残っていないでしょうか?
自分にはあります 💦
何度か購入したまま、勿体ない精神で放置しているのが2本ほど…。
上を放置して、現在積立しているのはこちら。
これらを一本化して、保有をシンプルにするのは良いことです。
来たるべき日の取り崩しがとても簡単に、頭を使わずできるからです。
そもそも、投信は分散投資を委ねているのに、その分散を更に自分で何種類も持つって、何? という話でもあります。
また、定期解約を設定して経過をみることは、本当の取り崩しの予習にもなります。
運用しながら解約するとき、残額はどうなってゆくのか。
その残額を見て、自分はどのように感じるのか。
興味深いです。
取り崩しについてはこちらの書籍も参考にしました。
年初一括投資をするかどうか問題
ここまで読んで戴けた方は、こう思ったかもしれません。
「ん? 一気に解約して、全額を1月のボーナス設定にすれば良いんじゃないの?」
なんですが、うちは検討の結果、やらないことにしました。
- クレカ決済はボーナス払いを設定できない
- 来年以降が上昇相場になるとは限らない
- 自分は既に50歳台で、運用期間は長くない
てなことをつらつら考えた結果、「せっかく運用している既存投信は、ぎりぎりまで運用しながらドルコストで移行しようかな」となったわけです。元の投信額の都合上、取り崩しは2年ほどしか保ちませんし(失笑)
あとは単純に、「運用している」という安心感がほしかっただけかもしれません。
上がり相場、または運用期間が充分な場合は、一括投資が美味しいのですが。
不透明相場、または相場状況を考えたくない自分は、ドルコストにしておこう。
こんなノリです。
もし、本当に不透明相場だった場合は、ドルコストの効果で…、
「後から使えるポイントより、その場で安くなる方がいいじゃん!」(by ちびまる子ちゃん)
…ちょっと違うか。