3月末をもって、上場株式が「日本管財株式会社」から変化した日本管財HD。
長らく、優待がどうなるかの開示がないままでしたが、先日やっと帰趨が判明しました。
結果は…、従来通りの優待が継続です!
嬉しいことに、保有3年以上の拡充判定も持ち越しできます。
これは有難いですね!
そんな、満額ともいえる継続の中…
自分はひとつの罠に落ちたことに気づきました。
貸株派の皆様、設定は大丈夫ですか?
それは3月の権利日を過ぎ、4月も中旬頃になってからのこと。
あるとき、はっと気づいてしまったのです。
「日本管財」の貸株解除が、「日本管財HD」に反映されていないことに…。
自分は普段、新規取得銘柄が自動的に貸株に入るようにしていました。
そして長期保有要件のある銘柄は個別に「貸株しない」と意思入れしていたのです。
そうすると、日本管財と銘柄コードが異なる「日本管財HD」には何が起きたか。
もちろん、日本管財は貸株に出さず、じっと長期要件を待っておりました。
しかし、その日本管財は3月末の権利日をもって上場廃止。
その後口座に入った日本管財HDは新規取得の扱いとなり、自動的に貸株に出されていたのですね。
3年目のステップアップが目前だったのに…。
貸株は塵積。
資産運用の一部として大事にするべきものですが、こと長期保有要件の優待銘柄に関しては、薄氷を踏むような綱渡りでもあったのです…。
ところで、日本管財HDのIRサイトって何か変ですよ
重箱の隅をつついてもアレなんですが…、
PCブラウザを操作し、日本管財HDのWebサイトで「IR」を見ると、別ウィンドウが開いて「日本管財株式会社」のトップページへ飛びます。
そこでもう一度「IR」を選んではじめて情報が見られるわけですが、そこにあるのは当然「日本管財株式会社」のIR。
たとえば、今回の「日本管財HD」の株主優待に関するリリースを見ることはできません。
スマホだとIRページには飛びますが、飛び先はやはり日本管財株式会社のIRです。
この状況は、何か間に合わせのような気がするのですが…。💧
今後、日本管財HDが決算発表する頃までにはサイトが直っている必要があるでしょうね。
そういえば、議決権行使もずっとネット化されずに葉書方式でしたし、もしかしてこの会社はIT方面の手回しが苦手なのかな。
微妙にIT部門への無為さというか、おじさんっぽさを想像してしまいます…。
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