ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

年末調整、クラウドと紙の過渡期

カバー

勤め人のイベントのひとつ、年末調整。

在宅勤務の広がりを受けて、少しずつ便利になってきたように思います。
自分の勤め先では、昨年からクラウド申請方式が登場しました。

利用料がかかるものなので、導入してくれた勤め先に感謝です。
これは給与担当にとってもメリットがありそうです。

手書きがないだけで大分便利になった

手順に従いやってみると、可能な範囲で便利になっており良かったです。

  • 出社しなくてもよい
  • 昨年の申告内容がデフォルトで入力済みになっている
  • マイナポータルから通知書を取り込める

保険料控除を申告する側としては2番目が特に楽でした。
保険料やiDeCoは毎年決まった額なので、契約内容に変更がなければ何も変更せずにOK、OKと進んですぐに終了します。入力に悩まないのが一番ですね~。
 

全電子化になるまでは、過渡期的にわずらわしい面も

この方式の最強パターンは、全証明書がマイナポータルと連携した場合です。
実現すれば、勝手に証明書が通知され、連携するだけで控除額の入力が完了。

ただ現在は過渡期なので、マイナポータルに対応していない保険料控除が混在してしまいます。
そうなるとちょっと面倒…。

  • 控除証明書を撮影・添付しなくてはならない
  • 撮影に加えて原本を提出(郵送)しなくてはならない

正直、これはちょっと鬱陶しいと感じます。
郵送物をチェックする担当者も面倒でしょう。
それに、どうしても「郵送か電子か片方に統一したい」と思ってしまいます。

AとBは電子なのに、CとDは郵送、と混在すると、どーも全体の把握感が気持ち悪いというか…。

今までは全部が1つの封筒に揃ったのに、今年は3つになった、来年は2つになった、残りは電子なので手元に無いよ、というのが居心地悪く感じます。
でもって電子の方が多くなると、今度は全部が電子に揃わないと管理しずらい~とか。

この過渡期は何年続くでしょうかね。
マイナポータル連携にしても、サービスごとにID登録、メールアドレス登録という形態は利便性が低く、いずれ変わる気がするのでまだ真面目に連携を進めていません。