今年、とっても後悔していることがあります。
昨年末に手続きを漏らして、自分の口座を「源泉徴収なし」のまま置いてしまったことです…。
正しくは、12月の権利日以降に売買してしまい、口座種類を変更できなくなったという。
あーあ…。もう年明けが憂鬱でたまらんです。
源泉徴収なしは勉強に役立った…けど
証券口座を持ったのは、まだ Web申告も e-Tax もなかった頃のこと。
最初は、「どうせ20万円未満なんだから源泉いらない」と迷いませんでした。
そのうち諸々が20万円近くなると、「知らぬ間に徴収されるより、自分の手を動かして勉強しよう」という好奇心で税務署に行きました。
確定申告の面倒を承知で、やってみようと思ったわけです。
結果はプラスのことが多かったです。
- 年間取引報告書の読み方がわかった
- 配当控除を申告して還付金が得られ、住民税申告不要で更に節税できた
- 損出しや損益通算などの意義を実感できた
年間取引報告書があれば、それほど苦労なく申告できたのも大きかったです。
苦労が少なかったので、変える動機にもならなかったのですね。
しかしそれも、外国株と投資法人を取得するまでのこと…orz
外国株確定申告の面倒さ
国内株式の配当を申告するときは、これで通っていました。
証券会社1社につき合算結果を1行書くだけ、簡単です。
しかし、これが外国株になると…
配当支払1回につき1行になりましたよ。なんだそれ。
証跡の無い合算に信頼性がないからですかそうですか。
しかも、一括入力やアップロードができず、画面に対して1行1行手打ちとか…。
投資法人確定申告の面倒さ
そして、投資法人の存在が更に追い打ちをかけます。
投資法人の分配金は配当控除ができないため、上の図で言うところの
ではなく、
として内訳を入力しなくてはなりません。
他の株式と合算できないどころか、合算できないというまさにそのせいで、今までドンブリ合算で申告してきた株式までが銘柄別に入力する羽目に…!
つらい。つらすぎる。
住民税申告不要のチェックができない
2023年申告までは、課税所得900万円以下ならば配当控除にかかる住民税を節税できます。
確定申告書にも「住民税で申告不要としますか?」という便利な設問が現れました。
源泉ありの年間報告書で申告する方は、設問に「はい」と選ぶだけで役所に出向く必要がなくなったのですが、源泉なしの申告者にはなんと設問が表示されないという無情…。
benzoin.hatenablog.comもう駄目駄目です。源泉徴収なし口座は手続き面では最弱でした。
来年こそは源泉徴収ありにする!
もうお勉強タイムはこりごりであります。
間違いを気にする手入力よりも、すべて証券会社様にお任せしたいです!
というわけで、今回こそはと口座種別の変更申込をすませました。
後は、28日の権利日以降は大納会まで口座を触らずに、じっとしているだけ。
上がっても下がっても黙って耐えますぞー!