日本株の配当権利月といえば、多くは期末配当と中間配当の年2回が多いです。
ただ、自分の持株は期末だけの年一括配当がちらほらあって、数えると11銘柄がそうでした。
このため、中間月と期末月に配当差が出ていましたが、昨年は少し変化が…。
2023年はマルハニチロ(1333)が年2回配当となり、期末配と中間配が両方戴けたのですね。
期末配は前期の1年分、中間配は今期の半年分が支払われたので、切り替え年にあたる2023年は通常よりも5割増しの配当が戴けたことになります。
持株以外でも、配当額が一定以上の銘柄で配当回数を増やしたものがあったようです。
そして2024年、SBI証券の株アプリ上では冨士ダイス(6167)も中間配当の金額表記があります。
すわ、配当の年2回化が進んでいるのか? …と、前のめりになったところ、こちらは該当の開示が見当たりません(汗)
直近の短信を見ても、中間配当の予定は記載されていないなぁ。
ぬか喜びだといけないので、9月が来るまでボンヤリ待ってみます。
期末一括配当と年2回配当の大まかな違い
期末一括配当は、年利回りの元となる全額が一度に支払われます。
それに対して、年2回配当は半分ずつの支払い。
単純に「配当が欲しい」という観点からすると、こんな感覚でしょうか。
期末一括配当 | 権利月だけの取得で年間配当が得られる |
---|---|
年2回配当 | 年間通して保有する動機になる |
企業の観点からは、事務処理コストと引換えに配当の透明性をアピールできる、のかも。
中間・期末の2回にわけて収益見通しや配当性向を確定することで、投資家にとってはわかりやすい情報が増えるとも言えるでしょう。
個人的には、売買が面倒に感じるタイプなので、ホットケ投資で分割配当でも全然おっけーです。
いや、複数回配当という取扱い自体に喜びを感じますw
むしろ、配当取りが激しくならない分、株価安定の傾向になるかな?
決算や配当取りを要因とする値動きって、どうも疲れるんですよね…よぼよぼ。
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