ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

そうか、米国株を持っていても、株主ではなかったのか


すごい基本的なことを、先日はじめて知りました。(恥)

日本在住で米国個別株を買って配当を得ていても、株主にはなれないんですね…。

口座のあるSBI証券にも書いてありました。読んでなかったよ。
どの証券会社でも扱いは同じようです。

当社では、お客さまからお預りしている株式を、外国証券取引口座約款の第 15 条(外国証券の
保管、権利及び名義)の規定により、お客さまから保管の委託を受け、一括して現地の保管機関
に当社名義で保管を行っております。
よって、株主総会、債権者集会、受益権者集会、または所
有者集会等における議決権の行使、または異議申立てについては、お客さま名義での議決権は
発行されない為、株主総会等にご参加していただくことが出来かねます。
 


うん。そういえば個別株をひとつだけ持ってた。VISA x5株。
配当も貸株もあったけど、「議決権行使書」が送られてきたことは無かったなー。
そうか。株主じゃなかったからか。

株主はもとより証券会社(か、現地の保管機関?)だったとすれば、色々納得がゆきます。
なぜ日本株の貸株では配当を戴くため「貸株解除」が必要なのに、米国株では不要だったのか。
なぜ貸株中に受け取る配当が雑所得にならず、「配当金」の扱いになったのか。

なぜなら、名義の書き換えなどなかったから。
配当も貸株も、証券会社の複雑な取り計らいのお陰だったのですね…。

まあ、それで全然困らないんだけど。

これを実現している証券会社間の仕組みは凄いものだと、改めて知りました。

でも、もっと凄いのは米国株に「単元株」がないことかもしれない。
日本が単元株制度にしていて、単元未満株に議決権を付与しないのは、手続きが煩雑だからとか、株主の管理コストがかかるからという理由ですよね。でも、日本以外の国では1株から普通に議決権がある。

つまり、もっともっと凄いのは日本株が独自で特異で…おっと誰か来たようだ。