取引先に資産運用を委託したら、そこが詐欺屋だった…というショックな目にあった上場企業。
benzoin.hatenablog.com当初は、こんな不運を予測するのは難しいので、普通の企業としては委託しないでおくか、普通の審査を普通に丁寧にやるしかないんだよな…と同情的な気持ちでいたものです。
しかし、続いて開示された続報を見たらその印象が変わりました。
開示では、今回の委託先となった問題企業の概略が出ており、その抜粋がこちら。
…合同会社?
…資本金20万円?
前段でオウケイウェイヴが開示していた運用委託金額は、約49億円 です。
上場企業が。
49億円の資金を。
資本金20万円の合同会社に運用委託する。
いや、ないわ…。
どんな関係性だったのか知る由もないですが、普通に審査していたらこうはならんでしょう。
そして、問題の取引先は自己破産を申請するらしいです。
詐欺をやっておいて、自己破産で逃げ得って許されるんですかね。
しかし、これはないわ…。
大手証券会社からIPO(新規株式公開)株式の特別枠を割り当てられたとして同株式の買い付けを目的に投資家を募っていたが、実際に当社に割り当てられた事実はなく、投資家から預り金などとして口座に入金された金銭は、ほかの投資家への支払いに流用されるなど自転車操業に陥っていた。
信じちゃ駄目でしょ。