ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

ああっと、被弾…。東京個別指導学院の優待廃止


東京個別指導学院(4745)は、おもに首都圏で個別指導塾を展開する企業。
2月に権利確定があり、1,500円相当の選択型優待が戴けて…いました。

昨年秋から株価が怪しい状態となり気にしていたら、優待廃止が決まりましたよ。
最終優待は昨年の2022年2月分ということだから、今年の優待はありません。

あわせて、連結業績予想の下方修正を開示。配当予想は変更なしです。

あぁ~。 ちょっと色気を出したら廃止に当たってしまったなぁ。
株価は下がるでしょうね…。

設備少なめの教育業界ということもあってか、目標の配当性向は50%超。
んが、2022年2月の時点で配当性向89.4%と、目標を超過して無理していました。
直近の配当は下方修正でも変更なしということは、やっぱり無理した数値になりそうです。

堅い運用をしたいと言いつつ、こういうのに手出ししているのだから自分もまだまだです。

廃止は計画的に、事前告知を出して…と願いたいところですが、そうもゆかないのが優待リスク。
東京個別を傘下に持つベネッセも年2回の優待で有名ですが、慎重にご確認くださいね。

にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ


【XRP】SBIグローバルアセット(旧モーニングスター)株主優待が振り込まれました

カバー

SBIグローバルアセットマネジメント(旧モーニングスター:4765)は、金融機関の有価証券運用受託が柱で、投信データ販売も行う企業。
3月に権利確定があり、暗号資産XRPを戴けます。
※事前に SBI VC TRADE の口座開設が必要です。

また、保有株数に応じて「株式新聞」ウェブ版の購読クーポンが戴けます。



届いた優待品のご紹介

9月優待は、「XRPのクーポン」です。
※この記事の時点では3月・9月の2回優待でした。現在は3月の1回のみです。

モーニングスター 株主優待品


郵送されたクーポンに従い所定の申込をすると、口座にXRPが入金されます。
振り込まれるXRP時価2,500円相当で、今回は34XRPでした。

 

受け取ったXRPについて

これまで、口座開設キャンペーンを含めて受け取った合計は 152XRP。
1回あたり 2,500円としての単純計算だと 10,000円を超えるはずですが、おや? 口座残高はそうなっていませんね…。

XRP口座残高


暗号資産は株価以上に値動きが激しいのでご注意ください 😓

自分も、優待で戴けているから保有を続けますが、あまり真面目に運用する気がありません。
モーニングスターの言うように、「アセットを体験している」という状態がしっくりきます。
いつか用途が出たときに0円でなければいいか、くらいの心構えでいます。
 

株式情報

2023年6月2日時点の情報です。

銘柄名 SBIグローバルアセットマネジメント(4765)
業種 サービス
年間配当予想 18円
優待権利確定月 3月
優待内容 「株式新聞」ウェブ版無料購読クーポン
6ヵ月(26,400円相当):100株以上
12ヵ月(52,800円相当):500株以上
-------------------------
2,500円相当の仮想通貨「XRP」:100株以上
10,000円相当の仮想通貨「XRP」:500株以上
参考株価 490円
税引後配当利回り:2.9%
合計利回り:8.0%
(100株時。株式新聞の購読料は含まず)

にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ

今から考える、円建の米ドル債券ETF

カバー

債券の特徴は、金利低下で買われ、金利上昇で売られる こと。
自分などは、これを何度復唱しても毎回わからなくなるのですが…💧

ともあれ、今は金利上昇局面なので、売られて値下がりしがちと言えます。
特に長期債は金利の影響を受けやすく、値下がりも大きい傾向にあるのだとか。

ちょっと待って。
金利上昇はいつか終わるから、その後は低下ということよね。
つまり…。

金利低下局面だから、買われて値上がりになる、かな?



いまの米国金利は驚くほど高い

2022年末、米国の政策金利は15年ぶりの高水準をつけました。

インフレ退治のためとはいえ、緩和を進めた低金利が1年間で急上昇したのだから、これは怖いことです。一体どこがターミナルレート(最高水準)なのかと、予想が錯綜しているように思えます。

もう、充分に高いから、下がる兆しが見えたら先取りしたい。
債券市場にはそんな空気が出来てこないでしょうか。
 

資産防衛の一助としての値上がり期待

一方株価はというと、今後はQTの効果が出てリセッションでは、と言われます。

それが終わって緩和が来たら株価上昇か、と思いそうですが、上昇が遅れる可能性も高いです。
引き締めから景気後退までには時間がかかったのだから、その逆が業績に反映されるのもやはり時間がかかりますよね。

しかしそんな時、債券市場は企業業績よりも早く反応できるでしょう。
緩和の予兆段階で債券の値上がりが先取りされてゆくとしたら、その頃ちょうど低下しがちな株式資産を防衛してくれるんじゃないかな…。
 

なぜ実物債券でなく、ETFを検討するか

いま金利が高いのは日本ではなく、米国です。
資産防衛で値上がりを期待するなら、金利の高低差の大きいところにお金を向けたい。

しかし、米国債券を普通に購入するにはドルが必要で、為替の影響を受けてしまいます。
そもそも、債券を途中で売れば利払いがなくなるし、売って利を得るには大きな資金が必要だし。
一般人にとって債券は売りづらい資産ですよね。

更に、債券の金利は高ければ高いほど、単独では信用力に劣るというジレンマが…。

そんなとき、売買が簡単な「米国高金利債券に投資する円建ての為替ヘッジありETF」などという、次郎の呪文みたいなETFの意味が出てくるんじゃないかと感じています。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

マイナンバーカードのICリーダーがWindows11に非対応…

このICカードリーダー、購入したのはいつだったかなぁ。

NTTCom 推奨ICカードリーダー


型番は、SCR331DI-NTTCom。
当時のOSが何だったのか忘れるくらい昔だったのは確かです。
あれからOSは色々変わりましたが、良く持ってくれた方だと思います。

んが、ついにこの日が来ました。
確定申告書作成コーナーでマイナンバーカードを認証しようとすると、「認識できません」の無情なメッセージが現れるように…。

マイナポータル

そういえば昨年にPCを替えてWindows11になったので、ドライバの更新があるかと探しましたが、見つかったのは「Windows11に対応しておりません」の終了告知だけでした。

ICカードリーダーのWindows11対応

あーあ。駄目か。

というわけで、時代はスマホですね。
大人しくマイナポータルアプリで認証を進めます。
…。
…。
めんどくさい 😑

これ、入口の部分で複数回認証を求められますね。
その都度QRコード表示、暗証番号、カード読み取りを求められるのがウザいです…。
カードリーダーの時はカードを置きっぱなしだったので意識しませんでした。

何かのときのために、やっぱりひとつ買っておこうかな。
安全のため「サクラチェッカー」を通した国産製品の接触型はこんな感じで

接触型はこんな感じらしいです。

お金はかかりますが、安くなりましたね。
ブログ冒頭のリーダーを購入したときは、1万円ちょっとだった気がするので…。

それが販売終了時には 5,000円台になり、現在は新品でも4,000~2,000円台(サクラ有の製品は1,000円台)なので、ITコモディティに関しては値下がり傾向が顕著で有難いことです。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


高配当銘柄を楽に選定する方法

カバー

投資をするなら、多くの人は株式というアセットを手がけることでしょう。
今年は株式事情が不透明といわれる中、銘柄選定は大事です。

今回は自分も大好きな「高配当銘柄」についてです。



配当利回りを求める理由

自分のスタイルは長期保有型です。

インフレには勝たなければならない、でもトレードで利を取れる才能がない。
しかも、若い人の投資とは条件が異なり、時間で得られる効果は弱い状態。
となれば、株式に配当利回りを求めるのは必然といえます。

配当重視は成熟企業に多く、日本株なら株主優待などの還元もあったりします。
急成長はないけれど、安定したインカムをくれる。そんなところが頼りになります。

高配当銘柄に出会うには?

しかし、そんな企業はどうやって探すとよいでしょう。
行き当たりばったりで出会っているだけだと、ちょっと不安…。
株価が下落中で高利回りに見えるだけ、のような要注意物件もあります。

やはり王道は四季報を読んで自分の目で選定する、でしょうか。
自分の場合は、証券会社のスクリーニング機能で条件を入れたりしました。
どちらも選定までには時間がかかり、始めるにはちょっとした心の準備もいります。

でも、「もっとサクッと候補を見たい」の時には良い方法があることに気づきました。

ETFに選んでもらう

それは、「高配当ETFの組み入れ銘柄を見る」です。

ETFは定期的に銘柄構成が見直されており、良い高配当銘柄を抽出済みの状態と考えられます。
運用方針にもよりますが、かなり参考にできるのではないでしょうか。

組み入れ銘柄の上位は目論見書で確認できることが多いです。
日本株だと、たとえば…。

CD 略称 組み入れトップ3
1489 日経高配当50連動型 三井住友FG、みずほFG、JT
1577 野村高配当70連動型 INPEX東京海上三井物産
1698 東証配当フォーカス100 キヤノンブリヂストンJT
2529 野村株主還元70連動型 三菱重工INPEXKDDI
2564 グローバルX MSCI
スーパーディビィデンド
トランスコスモス稲畑産業東洋製罐

上記は表示幅の関係で上位3銘柄ですが、リンク先は10銘柄から確認可能です。
それぞれの銘柄選定方針・運用方針とあわせてご確認ください。

しかし、さすが成熟企業。どれもまずまずお高いです。
どの企業を選ぶにしても、マス層のお財布にとっては結構な集中投資となりますね。

ETFを買うか、個別株を買うか

さて、ETFの銘柄を見たところで、それらの購入を検討するか、それともETFをそのまま買うのか。
ここでETFと個別株の復習です。

ETF 個別株
特徴 少ないお金で分散投資 まとまったお金で1企業に投資
メリット リスク分散、
銘柄見直しが自動
銘柄次第で突出した配当、
議決権行使、株主優待
デメリット 配当の平均化、
信託報酬天引き
値下がり・減配リスクの集中

これは自分目線のまとめですが、どちらにもメリット・デメリットがあることがわかります。

個別株のデメリットであるリスク集中をどう考えるか。
ランダムに選んだ銘柄ならばハイリスクといえますが、ETFに選定された銘柄に一定のリスク低減効果を求めるのもありかな、と思うこの頃です。

もちろん、選定内容はあくまで現在までの実績に基づくもの。
将来の配当まで盲信はできないので、ご購入はご自身の判断で計画的に…。



にほんブログ村に参加しています。 にほんブログ村 投資ブログへ  

優秀賞だが偶然の賜物。2022年運用成績の振り返り


2022年は資産運用にとって激震の年、空気の変わった年だったと思います。
コロナショックからの経済回復がインフレを呼び、遂に金融緩和が終わりの始まりとなりました。

折悪しく、自分にとってはちょうどブログを開始し、記録をつけて、これまでの運用をずいずい改善してゆこうというところに重なりました。

減らさないつもりの改善だったけれど、この激動のなかでは果たして…。
そんなこんなで1年たって、収支を締めましたのでまとめてみました。



ブログ主が2022年に取り組んだこと

【2021年までの駄目なところ】
 ・チャートだけで売買した結果の含み損
 ・優待だけを見ていた結果の長期塩漬け
 ・総資産の増減を評価していない

ただの駄目な人じゃん。
…なので、心を入れ替えようと思って…。

【2022年の取り組み】
 ・塩漬けを売却し、高分配のJリート・インフラに振り替え
 ・漫然保有の銀行投信を解約し、ドル建てに振り替え
 ・債券の積極導入

こんな感じです。
驚いたことに、これまで債券はゼロ、米国株もひとつまみ以下という状況で、ただただ実現収支だけを成績と考えていたので、そこから視点を変えて総資産を見る練習を続けました。
 

成績表 実現収支と総資産評価額

実現収支: +400,367円
ノギン 成績表

実現損益は譲渡損のマイナスを配当類が補い、約40万円のプラスでした。

ここで2021年までなら、「そうか、40万円稼いだぞ」と思って終わるところ。
しかし、資産運用で大事なのはお金の出入りよりも総資産の増減、と今は思っています。
その結果は……。

年間増減額: +2,609,173円
総資産増加率: 6.34%

ノギン 成績表


総資産が6%増加…?
これは自分でも首をかしげるほどの良い結果となりました。

米国株は低調で自分の買値も円安、債券も値下がり中、投資信託の年間トータルリターンはマイナス、という全面的に悪い状況なのに、資産総額が増えたというのは…日本株投資法人の含み益が相当だったということになります。

集計はアプリの OneStock におまかせですが、まさか誤りとかじゃないでしょうね…(汗)
 

昨年の成績は多くの偶然が重なっただけ。今年は気を引き締めて

2022年は米国を中心に金利上昇の嵐が訪れました。
それまでに米国資産を積み上げていた場合は、円安を除けばかなりの低下に見舞われたはずです。

そんな中、自分は米国資産をほとんど持っていなくて軽傷でした。
むしろ、下がった位置からのスタートというラッキーも重なることに。

偶然です…。

日本株に関しては、日銀の金利押さえ込みと言う緩和が継続し、コロナからの回復が進みました。
従来から日本株多めの自分としては、予想以上の値上がりを得られたようです。

これまた偶然です…。

今年はというと、買い始めた米国株はいま以上に低調となり、日本株金利の押さえ込みを緩め、円高の巻き戻りも来るという予想が多いです。
既に、大発会で始まった日本株はマイナスを食らいましたし。

だいたい、今年の書き初めを「うそこメーカー」に依頼したらこの結果ですよ。

ノギン うそこメーカー


ひどいorz
しかも、同じメーカーに今年の脳内を占って貰ったらこれです。

ノギン うそこメーカー


あんまりだ il||li_| ̄|○il||li
ネットはもっと優しいものかと思っていたのに…。

こんな時に、今年の利を取ろうと焦れば良くない結果が出そうです。
愛すべきJリートも、金利のニュースには下降で反応するかもしれません。
買えば上がる、の考えからは離れなくてはいけないかな。

だから今年は慎重に、慎重に……
…買い場を待とうかと。

リセッションの後にくるのは回復です。
兎は来年に跳ねるかも知れない、と思って今年は慌てずゆきたいですね。


株式の増配効果は手放せない

カバー

年が改まると、ここ数年やっていることがあります。

保有している個別株の配当予想更新です。
各銘柄の増配・減配を反映して、現時点での年間配当予想を見るのですね。



何も始めていないのに、昨年比増配にあやかる有り難さ

そうすると驚いたことに、年間数万円の配当アップという予想になりました。
まだ何も買っていないのに、既存株の増配だけで年収(?)が上がる見込みとなったのです。

見込みと実績は違いますが、企業予想はそれも込みで出されるもの。
日本株はコロナ時が厳しかったので、見込みとはいえ回復予想は嬉しいことです。
インフレが緩く、金融緩和も続き、昨年は相対的に日本株が良かった印象でした。

昨年以降、高分配を求めてリートにも力をかけている矢先、リートにはない増配の力というのをこうして見てしまうと、やはり個別株は手放し難く感じます。
 

個別株はサテライト、と言われるけれど…

現代の堅実な資産運用は、インデックス投信をコアとして個別株はトッピング、が主流のようです。
しかし、年初の自分の資産比率はこの通り…。

ノギン 資産配分


60歳退職まで5年を切った今、依然として個別株が幅をきかせています。
全然トッピングになっていません💧

これは自分が投資を始めた頃の選択肢や情報、そして勉強の方向が今と違っていたためです。

今になり、リスクを取りたくない、と言いつつ個別株を抱えているのは矛盾にも感じます。
だからこそ、良くない保有は解除するという動きも続けているわけですが。

しかし、過度に売って組み替えるというのも、やはり配当を失う話ではあるし…。
リバランスは意識するが、個別株の良さも維持、という感じで銘柄厳選したいものです。

あんたの入金力じゃ、リバランスなんて先の先の話ね。
調整するからもう少しの間、待って…。