今年の大納会は12月29日と、例年より1日早かったですね。
権利日を過ぎて新年相場入りした市場では、自分が求めようとした個別銘柄が軒並み上昇してしまい、指値がひとつも入らず…。ふおお。
これはやはり、新NISA開始で満を持したお金が突入しているのでしょうか。
当ブログは年初一括投資の資金が出ないので💦 まあ、例年通りにぼちぼちゆきます。
百人並には百人並なりの投資を、という具合で… ふっ。
日経平均の年間上昇は10年ぶりの大きさ
投資関係の年末動画を見ても、やはり今年は希有な年であったようです。
- 日経平均の2023年の年間上昇率は28%、7,369円の上昇
(10年ぶりの大きさ) - NYダウ平均は史上最高値を7回更新
1年間で 7,369円上昇って…。
しかし、株価上昇というのは資産が一方的に増える話ではなくて、そこはやはりインフレが進んでいるのですね。増えて嬉しい、だけではなくて、「増えないことは減ることだ」というインフレの認識をしっかり持ち直して来年も生活防衛を頑張りたいものです。
投資行動によっては、資産が増えない結果も普通
日経ヴェリタスが個人投資家2,300人に対して行ったアンケートによれば、今年の10月時点で「昨年末より資産が増えた」と回答したのは 26% だったとのことです。
「減少した」との回答は4%らしいので、それ以外の回答は「変わらない」でしょうか。
単純に分類すると、アンケート回答者のうち 4分の3の個人投資家が株価上昇の恩恵を受けなかったということになるようです。
- 5~6月の株価上昇期以前から、しっかり買っていたか
- 9~10月の株価急落期に、狼狽売りしなかったか
- 円安に対して、外貨運用などの行動をとっていたか
このへんが明暗を分けたのだろうという分析が、日経CNBCの「日経ヴェリタストーク」で語られていました。
購入、不売、長期の姿勢が奏功した1年ということらしいです。
しかし、それも終わってみてから言えること…。
先が見えない中で行う投資ですから、どのような相場になっても「はあ、やれやれ」程度で構えていられる自分軸を育てなくてはいけませんね。