ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

(2022年10月)地銀のカタログ優待をズラッと並べてみた

カバー

*この記事は過去の情報となります。新しい情報をお求めの方は下記の更新記事をご参照下さい。

benzoin.hatenablog.com

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優待のうち独特の楽しみがあるものといえば、カタログギフト。
普段はあまり目にしない特産品だったりすると、気分が上がりますね。



 

地銀系で優待新設が連続

10月に入り、地銀で上場および優待新設が連続しました。

地銀というと特産品優待、いわゆるカタログギフトのイメージがあります。
そして今回新設されたのもやはりカタログギフト。
地銀系のカタログ優待ってどれほどあるんだろう…?

以前、100株優待を抽出したことがありましたが、この際なので100株に限らず優待を確認してみました。
 

やっぱり多かった、銀行系のカタログギフト

それではいってみます。プライム上場の銀行業種優待一覧(※金利除く)です。
横幅の都合上、10,000株以上の優待は省略していますのでご了承ください。
「特産品」や「選べるギフト」などの表記の揺れはすべて「カタログ」に統一しました。
 

CD 銘柄 金利以外優待一覧(赤文字:長期保有要件あり)
100株 500株 1,000株 5,000株
5830 いよぎん 優待品   カタログ 5,000 カタログ10,000
5832 ちゅうぎん   カタログ 5,000   カタログ10,000
7167 めぶきFG     カタログ 2,500 カタログ 4,000
7182 ゆうちょ   カタログ 3,000    
7186 コンコルディア 電子マネー 2,000      
7322 33FG   カタログ    
7327 第四北越 カタログ 2,500   カタログ 6,000  
7337 ひろぎん クオカ 500   カタログ 5,000 カタログ15,000
7380 十六FG 飲料水500ml x24 カタログ 3,000    
7384 プロクレア カタログ 3,000   カタログ 6,000  
7389 あいちFG 300株
カタログ 3,000
  カタログ 5,000  
8308 りそなHD ポイント 20/月 ポイント 25/月
以下5 /100株毎
   
8331 千葉銀     カタログ 3,000  
8334 群馬銀     カタログ 2,500 カタログ 4,000
8341 七十七 300株
カタログ 3,000
  カタログ 5,000  
8346 東邦銀     カタログ 3,000 カタログ 5,000
8361 大垣銀 ポイント カタログ    
8362 福井銀 300株
カタログ 3,000
  カタログ 5,000  
8366 滋賀銀 200株
カタログ 3,000
  カタログ 6,000  
8367 南都銀 300株
クオカ 1,000
  カタログ 2,000 カタログ 3,000
8368 百五銀     カタログ 3,000 カタログ 5,000
8381 山陰合同     ギフトカード 1,000
カタログ 5,000
カタログ10,000
8386 百十四 カタログ 2,500 カタログ 5,000    
8387 四国銀 クオカ 500   カタログ 3,000 2,000株
カタログ 6,000
8388 阿波銀 藍製品 200株
カタログ 3,000
カタログ 6,000  
8418 山口FG クオカ 500   カタログ 5,000 カタログ10,000
8522 名 銀 カタログ 3,000 カタログ 5,000    
8544 京葉銀   クオカ 500 2,500株
クオカ 3,000
クオカ 5,000
8551 北日銀 カタログ 3,000   カタログ 6,000  
8714 池田泉州 カタログ 2,000     6,000株
カタログ 3,000

 

なんというカタログの多さ。

本当に、ギフト推しなのはよくわかりました。いやもう推しすぎ。
地銀ならではの、地元経済と密着ということですね。
 

カタログギフトで本当にいいのかな?

しかし、特産品ギフトって実は難しいと感じます。

ラックランドの動画でも以前触れられていましたが、生鮮品の品物確保、しかもカタログギフトという性質からくる注文数の読めなさは、負担にはならないのでしょうか。
ギフトが生鮮品か、保管のきく物かは隠れた難易度ポイントかもしれません。

株主数の推移によっては、このなかから第二のひろぎんが出ないとも限らないような…。

極論だと、銀行なんだから配当や金利で優遇すればいいのに、と思ってしまいます。

株主獲得とか流動性とか、そういう目的が先に来て優待を設計するとどこかが歪みそうですし、戴く側も「貰えるうちに」といった刹那的な保有があり得ます。
優待が変われば株価も激変するため、あまりゆったり構えてもいられない印象です。

まあ、それでゆくと他の新設優待もやっぱり警戒してしまうわけですが。
カタログ優待の場合、何年か経過して落ち着いたあたりで検討しても良いですね。




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