ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当40万弱…そんな年齢でそんな額? と知りつつも殖やしたいブログ。

エプコ:立会外分売の理由が…本当?

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エプコ(2311)は、住宅向け給排水設備の設計・コンサルが柱の会社。
エネルギー事業を育成中で、「抽選で太陽光発電システムか蓄電池」という珍しい優待があります。

この会社が先日、立会外分配の予定を出していました。



分売は様子を見て参加しています

立会外分売は、株式を割安で購入できる機会と捉えています。
知っている銘柄ならば興味を持って、知らない銘柄の場合は情報をみて、何割かは参加しています。

と言っても、実際は当選したことがないので、毎回「ダメ元」ですけど…。

自分的な参加の基準は事業や配当等が長期保有したいかという点と、あとは分売理由です。
大株主が売却意向を出したから、などの理由なら積極検討。
この頃多い「プライム/スタンダード市場の〇〇基準達成のため」の場合は、今現在は基準に満たないということなので少し距離を置きつつ。
 

分売理由はプライムの流通株式基準達成のため…だけど

エプコの開示にある分売理由は下記の通りです。

東京証券取引所の市場区分見直しに関して、プライム市場における流通株式時価総額の基準を達成すること、及び当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

この場合、基準達成までどの程度なのかが一応気になりますよね。
なので、エプコの流通株式時価をざっくり確認… と思ったら。

えっ… うそ…。
流通株式の時価総額以前に、株式全体の時価総額(株価x株式数)が足りていません。
既存の株をいくら市場に出しても、流通総額の基準は満たせない計算です。

これは、無理なんじゃないかな…。
プライムが。

エプコの分売前の流通株式はざっくり総株数の34.5%付近と思われるので、そこに分売数を足すと、24.5 億円前後。
(乱暴ですが、四季報にある「特定株」以外を流通株式に近いものとして計算しました)

増資せずにプライムの基準に届くには、計算上だと株価が1,400円くらい上がる必要がありそうですが、随分厳しいように思えます。
分売の理由はこれで良かったのでしょうか…?
 

プライムの経過措置には期限がない

実は、現時点でプライムの基準を満たさない企業はよく見かけます。
それらは経過措置でプライム上場を継続しており、経過措置の終了期限は定まっていないそうです。
エプコの場合は、2025年までにプライム基準を満たす計画書を出していました。

であれば、「3年先を目標に頑張るから」という理由で上場を続けても間違いではないのですが、じゃあ今の基準と上場企業の顔ぶれは何を表しているんだろう? とモヤモヤしますね。

個人的には、何にでも経過措置を認めることはなかったんじゃないかな、と感じる分売予定でした。