当ブログのカテゴリー「猫の膵炎」で時折紹介していた飼い猫についてお知らせです。
8月に入り、歩き方がだんだん覚束なくなりながらも健気に暮らしていましたが、昨晩急変しまして、その後とても静かに亡くなりました。
膵炎を患い、そこから糖尿と腎不全の三重苦でした。
膵炎は激痛に苦しむと聞いていたので、それだけは避けたかった。
延命措置をされながらの慌ただしいお別れも嫌だった。
結果、そのどちらも現実とはならず、自宅で、静かな時間に声をかけながら看取らせてくれ、おまけにそれが休日前の金曜日だったなんて、気遣いが行き届きすぎて泣けてきます。
親しいものを亡くした人は、それらが暫く生と死の境界にとどまると想像し、葬儀を行って供養します。
何の罪もない、可愛いだけの存在でしたので、気ままに遊んでくれたら嬉しいです。
できれば、その場所はまだ虹の橋のたもとではなく、この家のどこかであったらいい。
人間の例に倣って、一晩のお別れと葬儀、少しの喪を設定することにしました。