ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

【個人の r>g】資産運用を続けていたら異世界が来た

カバー

世の中はすっかり年末。ここ投資ブログの界隈では、色々な属性の方が手元の資産を振り返り、情報をまとめにかかる時期ですね。

当ブログも情報を確定中の段階ですが、昨年あたりから実感の湧かないままの事実がひとつ…。

なんで、年間給与総額よりもお金が増えたの?

今年の資産総額の増分が、税引前の年間給与よりも多いんだけど…。
なんで?

まじで実感がありません。

だって、給与は生活費に使ってるんだよ?
自慢できないけど平均給与以下だよ?
貯金すればお金は増えるけど、その額は給与から生活費を使った後の残りだよね?

というのが、普通の計算のはずです。
しかし、資産運用はその普通をぶっ壊してしまいました。

ブログタイトルの r>g は「資本の収益率 >経済の成長率」という大きな世界の話ですが、家計に翻訳すると「資産の増加と給料の増加」のような捉え方になります。
用語にあわせて、自前の増加率を計算するとこうなっていました。

 リスク資産の
増加率
資産総額の
増加率
給与総額の
増加率
2023年 38.6% 14.9% -2.5%
2024年
(試算)
26.5% 14.2% 1.3%

なんか知らんけど、左端のリスク資産増加率が異常な値を出したので、結果的に資産総額が増えて、慎ましく戴いた給料分をアッサリ凌駕した… ということが見て取れます。
(右端の給与が増減しているのはボーナスの関係です。基本給はピクリとも変わってません)

リスク資産はつまり、元本割れの危険がある運用中の時価のこと。
だけど、その危険を冒し続けていたことで、お金が増えたのがこの2年でした。
また、この2年をもたらしたのは、それ以前からの運用の重なりでもあります。

r>g って本当かも知れない。

rは時価にすぎないけれど、配分を守って節制すれば、簡単には減らない状況もまた実現しそうな気がするのです。

来年以降も続けられるかが正念場

来年の自分は、勤め先退職により給与所得者の収入保証を失い、請求後翌々月払いの流れ者となっています。状況次第では現金のバッファーが足りなくなって、リスク資産を生活費に充当するかもしれません。
あるいは、リスク資産が暴落することだってあるかも。

どんなシナリオでも、ある程度安心して暮らせるためのカードとして、まだまだ仕事は大事です。…んが、同時に運用することは最早止められませんね。

来年も、資産運用と一緒に精進するぞ。



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