非常に強い勢力でいくつもの線状降水帯を発生させ、記録的といわれた台風14号。
被害状況が速報で公開、注意喚起されてくる中、開示を出していたところがあります。
開示のタイムラインを検索すると、1社を除きインフラファンドでした。
不動産業でも、リートでも、倉庫運輸でも、自然災害により保有資産が毀損することはあるはずですが、なかでも太陽光発電装置はその故障や破損がわかりやすく想像されて収益に直結し、投資家の関心も高いということなのでしょう。
実際の開示内容は下記のようなものでした。
被害なし | サムティ |
---|---|
影響軽微 | レノバ、リニューアブルジャパン |
発電停止あり、復旧済み または再開見通し有 |
東京インフラ、タカラレーベン |
「倒れました、飛びました」とか、
「壊れました、建て替えです」的な被害・人的被害はなかったようです。
けっこう強いんですね、ソーラーパネルって。
記録的な台風でしたが、設備面や立地面の対策があり想定内だったと考えられます。
当日翌日の早さで「再開見通し有」になるのは結構凄いぞ、とも感じました。
ただ、やはり停止がゼロとはならないのは設備の特性上、仕方がないのでしょう。
再生可能エネルギー全般に言えることかもしれません。
これまでの台風でも分配金が変わらなかったことは踏まえつつ、自然災害に敏感な施設だということは忘れずおこうと思います。