ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

【初取得】ヒューリックから株主優待が到着

ヒューリック 株主優待品

ヒューリック(3003)は、「棋聖戦」などの将棋スポンサーでも知られる不動産企業。
12月に権利確定があり、300株を2年以上の保有カタログギフトが戴けます。




優待到着時期

カタログ到着:2月末
申込期限:6ヵ月(2024年は8月25日まで)

カタログは宅配で届き、トップ画像の通り着日指定のシールが貼られていました。
17万人を超える全株主に一斉に届ける配慮ですね。

優待品のご紹介

2024~2025年は優待変更の経過措置中で、旧制度である2023年以前の優待内容が適用されます。
白い外箱を開けると、ヒューリックのロゴ入りカタログが。

ヒューリック 株主優待品


中身は、カタログギフトの代表格といわれるリンベルの「サターン」でした。
218ページが丸々食べ物なので、見ていて楽しいです。

ヒューリック 株主優待品


中身はWeb上ですべて見られました。操作しやすく便利です!

旧制度では保有3年未満が1冊、3年以上が2冊(つまり、1度の優待で2点注文可)という内容なので、今回の初取得は1冊ですね。
新制度では保有2年未満が廃止され、2年以上で一律6,000円分と、条件が少し厳しくなりました。

2023年の取得に対しては、翌年の2025年も旧制度が続く経過措置は有難いです。
2年後のカタログ増強も楽しみにしています。

保有状況について

旧制度最終年の2023年初頭、株価が落ちていた頃から順次取得して300株にしました。そうするうちにも、株価は上がる上がる…。金利は上昇してもデフレ脱却に伴わせる増収努力で相殺できるだろう、ということなのでしょうか。

あるいは、単に外国人の絨毯買いがこちらにも入っているだけなのか。
同じ不動産の仲間でも、Jリートはえらい違いであります。とほほ。

優待でも有名なヒューリックなので、経営努力に期待しつつ長期保有予定です。

株式情報




2024年2月27日時点の情報です。

銘柄名 ヒューリック(3003)
業種 不動産
年間配当予想 52円
優待権利確定月 12月
優待内容 6,000円相当の商品(カタログギフトより選択)
※300株以上を2年以上保有の株主のみに進呈
参考株価 1,508円
税引後配当利回り:2.5%
合計利回り:3.9%(300株を2年保有時)

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(雑談)生協の宅配「コープデリ」を20年継続したら記念品を戴いた

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拙宅では日々のお米や主菜、日用品の多くを生協宅配に頼っています。

日曜日が来る度にうっそりとカタログを開き、2週間先の献立をたてながら、ストック食や業務用冷凍品を適宜マーク…。 重たいものも楽々受取だし、不在時は保冷つきの置き配対応(うちは集合住宅だけど、オートロックの中まで入って貰える)なので仕事に行っても大丈夫です。

夜になってもドライアイスが生きてるよ。

あとは焼くだけ、揚げるだけ~。
安価追求とはゆきませんが、「買物に行かない = 余分なものを買わない」でもあるので、なんだかんだで節約に役立って愛用しているんですよね。

そんな生協から、あるとき「長く続けて戴いたので、ご準備しました」と何かを手渡されました。

コープデリ加入20年 記念品

ご加入から20年を超えた組合員の皆様へ感謝の気持ちを込めて、「コープデリオリジナル・フェイスタオル(1枚)」をプレゼントさせていただきます。

なんと、加入から20年を経過すると記念品があるそうです。
そ、そんなに長く宅配していたなんて…。
人がひとり成人する期間じゃないですか。いやん恥ずかしい///

そんな記念品のタオルは「コープデリ」の刺繍入りなのでした。

コープデリ加入20年 記念品


こんなこともあるんですね~。
息長く続くサービスには感謝しかありません。

それにしても、振り返ってはじめて慌てるのが時間の流れの早さです。しかも、生まれてから20年を過ごした時間の濃密さに比べて、中年期以降の20年の軽さといったら。

せめて、この先の20年(もしあれば)は、もう少し長く感じられるように大事に楽しく過ごさねばいかんです。仕事が楽しめないとか、そんなの言ってる場合でもないか…。

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優待にも格付け制度を導入してほしい

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第三のインカムゲインと言われる株主優待日本株の楽しみのひとつですね。

以前は内容が魅力的なら、あるいは利回りが良ければ単純に喜んでいました。
しかし昨今は、ちょっと抵抗感のある優待新設があるようにも思います。

  • 上場維持基準に至らない企業が、短期間での基準クリアを狙って過大な優待を新設する
    ・セグエグループ(年間3万円のクオカード)
    ・日本エコシステム(年間3万円のクオカード)
     
  • 過去数年以上にわたり赤字の企業が、高額なギフト優待を新設する
    ・SDSホールディングス(1~3万円の特産品等)

こういうのをいちがいに「高利回り」と分類しても良いのでしょうか?

YESかNOで選ぶなら「高利回り」となりますが、継続性や将来の株価には疑問符がつく、いや、つかないとおかしいでしょう。しかしその疑問符を気づかせてくれる情報は見えづらいのです。
かくして、優待を使った株価操作はやりたい放題の様相というか何というか。

たとえば債権なら、信用力を指標化した格付けというものがあるので、「利回りは高い、でも信用(格付け)は低い」といった情報を組み合わせて購入を検討できますね。
投資人口も増えたであろう現在、優待にも何か指標が必要となる時期が来たように思えます。

そういうサイトが運営されたとしたら、流行るだろうなあ。
あるいは金融庁さんが頑張って、優待の経営への影響を記載する決まりにするとか。

ともかく、あまりにチャレンジャーな優待は、「そういう世界のもの」として棲み分けしてくれないかなぁ、というのが正直な気持ちです。

優待界隈が色物扱いになる未来が来そうで、なんかイヤだ…。
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新NISAからも、海外からも放置中。Jリートの捉え方

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ふー。

しつこい頭痛でモニタが見られない間にも、相変わらずの高値継続ですか…。
日本人が外国を買い、外国人が日本を買うという謎展開も佳境の感がありますね。

そんな中で、とある領域が思いっきり放置されているのをお気づきでしょうか。

株価指数ヒストリカルグラフ -東証REIT指数- 日足チャート


Jリートです…。
いやはや、これは清々しい。直近2年間の最安値圏ですよ。
放置というより、お金が流出して株式のほうに流れているのかな。




世間の注目に含まれていないジャンル?

リートは株式ではありません。
不動産投資信託が上場しているもので、投資口の向こう側にあるのは証券化された不動産群です。

そのため、株式とはちょっと違った態度で保有する必要があり、そのあたりが今のニーズと合わない、「儲からない」ジャンルと見なされているのかもしれませんね。

  • 利益の上限がある(家賃以上には儲からない)
  • 長期保有と価格成長は関係ない
  • ほぼ全てを分配するため複利効果がない

うん。今の投資ブームとは真逆の方向性だわー。

長期で持っても成長しないなら、そんなの駄目じゃん?
値下がりしてるなんて、もっと駄目じゃん?
という投資家の声が聞こえてきそうです。

まあ、それもそのはず…。
リートの保有意義は、不動産から得られる分配金それ自体と言って良いのですから。

リートは投資額を成長させるためではなく、定期配当を得るために保有するものだ、と考えておくのが良いでしょう。つまるところ、ホットケ型の不労所得装置が欲しい人向けです。

儲からなくても、少額でもいい。
資産の一角にリートを備え、変動幅の少ない入金額を確保することで、精神が安定する…。そんなタイプの人にとっては、含み損化の余地も減って買いやすい時期が来ている気がします。

逆に、全力NISAで資産をガンガン成長させるぞ! という長期の野望がある場合は、やはりリートを外した方が成績が良いでしょうね。

当ブログではたまにリート・インフラファンドを話題にしており、少しずつ買っております。実物不動産のような節税メリットは得られませんが、そんなものを持つ才覚のない身にはこれで充分…。

おかげ様で、静かな投資は体調不良の味方であります。

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ニップン:優待拡充で安心感

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株主優待の新設がニュースになるなか、同じくらい優待廃止も出ています。
特に、長期間続いた有名な優待が「公平な利益還元のため」に廃止されると、「あぁ、ここも…」と諦めるしかなく、寂しさがつのります。

ほかの優良優待はこの先、どうなるのかな。

保有銘柄が優待を実施していると、どうしても心配になりますね。

ニップン(2001)もそんな心配をしていた会社のひとつでしたが…、
先日開示が出て、廃止や改悪とは逆をゆく拡充が決まりました🎉

今まで無かった「200株」が新設された

開示内容は下記の通りです。

ニップン 株主優待の拡充


変更前の保有株数は 500株でしたが、このたび200株を新設。
3月権利で、1,500円相当の製品詰め合わせが戴けます。

保有のハードルが下がった、ということは、優待の送付数が増えてもよいと判断されたということなのでしょう。ニップンは優待に積極的というメッセージを受信しました。

売買単位が 1,000株のときから延々保有していた身としては、少しほっとするニュースであります。

一番ありがたい優待は「長期継続」だよね

ここもとの優待人気は怖いものがあり、あっという間に株価が急騰急落したり、あまりの株主激増が優待まで押し流してしまった例は数多いです。

ニップンほどの企業がやることだから、準備はあるのでしょうが…。
必要金額45万円超、合計利回りも 2.3%と、優待観点からはお得ではない(失礼)ため、逆にイケルということなのかな?

開示後の株価はすぐに落ち着いたように見えます。
このまま、乱獲されずにまったり保有させて貰えると嬉しいなあ。




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【初取得】AB&Companyから株主優待が到着

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AB&Company(9251)は、美容室「Agu.」を運営する持株会社
10月に権利確定があり、自社オンラインストアで取り扱う商品セットが戴けます。




優待到着時期

案内到着:1月末
優待品到着:申込から1週間程度

優待品のご紹介

優待品は選択方式で、QRコードから申し込む簡単設計です。
こんなラインナップから商品を選び、「株主様ご優待券」に印刷されたクーポンコードを入力。

AB&Company 株主優待品


どのセットも容量たっぷりですね!
自分は基本の「Aセット」を申し込みました。

AB&Company 株主優待品

  • number A. シャンプー(ボトル)500ml
  • number A. トリートメント(ボトル)500ml
  • number A. シャンプー(詰替) 450ml x2
  • number A. トリートメント(詰替)450ml

はー、いい香りだなあ。 美容室に行った気分になれるかも。
商品説明ページ によれば、「6種類の草花エキス配合」だそうです。

ヘアケア製品が戴ける株主優待は複数あるので、もし制覇したら経済的自由ならぬ「ヘアケア的自由」が実現するかもしれませんね。

保有状況について

昨年10月のPOに補欠当選し、その月に権利確定となりました。
計算上は保有0年(初年)です。

正直当たるとは思わず、深く考えずに応募したため、当選後にオタオタしたのが実際のところでしょうか。優待つき権利月のPO実施となると、権利落ち後の株価下落が見えたような状態なので…💧
まあ、それを込みで取得しまして、含み損を株主優待で補う気持ちで応援保有中です。

お楽しみ枠ってやつですね。

※上場の浅い企業は時折、株主優待を「盛った」状態にすることがあるので、その継続性には常に注意しておきましょう。

株式情報




2024年2月7日時点の情報です。

銘柄名 AB&Company(9251)
業種 サービス
年間配当予想 28.07円
優待権利確定月 10月
優待内容 自社オンラインストア商品券(8,000円相当)
1枚:100株以上
3枚:500株以上
※買物1回につき1枚利用可
参考株価 966円
税引後配当利回り:2.3%
合計利回り:10.6%(100株保有時)

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NISA個別株投資スキルのひとつ:「忘れる」

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投資家になるために必要なスキルは? とGoogleに聞くと、財務諸表を読む力とか、市場ニュースの読解力とか、何か色々と列挙されます。

「考える力」とかいう量りにくい力が求められることもありますし、ChatGPTに至っては「コミュニケーション能力」と答えてきました。

確かに、どれも必要です。
そのスキルを投資前に発揮すれば、多くの失敗を減らせるでしょう。

しかし今時のネットメディアや証券会社が、
「これからはNISAですよ。財務諸表を勉強して、市場ニュースも集めましょうね」
と言うでしょうか。

そういうのはあまり見なかったなあ。
むしろ、「新NISAの成長投資枠で買うのはこれだ!」
っていうやつならたくさん見た。
スキルなんて、いらないですよ、っていうね。

しかし、そのような情報によって個別株を取得するなら、情報が外れたといって狼狽したり、毎日株価を眺めて不安になったり、最悪はマイナスで売却してしまうかもしれません。
NISAは元々、株価にふりまわされないために持つ口座のはずなのに、それでは本末転倒です…。

せっかく決断した保有銘柄ならば、こんなスキルも発動させましょうか。

カバー


ほら、投資成績が一番良かったのは運用を忘れていた人だった、という話もあるし。
これなら、スキルとは言っても気の持ちようひとつで使えるし、訓練もいらな… いる、かな?

ともかく、忘れることを前提に取得する。
忘れてもいいと思って取得する。

まあ実際には、決算や開示は見るべきなのですが、新NISAで個別株を持つならこれもスキルの一つに数えて良いでしょう。

本当に忘れても良いのか? という視点で銘柄を見直すと、NISAの個別株というのは意外に決断力のいるものです。インデックスが強く推奨されるのは、そのへんをうまく丸めて分散させてくれているからですね。

ネットの情報は、ちょっとした変動でも「NISAに冷や水?」という話になったり、「買いました」「売りました」という真偽不明のつぶやきが出たりします。
正直うるさいので、心乱される情報からは離れたほうがいいんじゃないかな。

どうせ買ってしまったものなら、もう自覚的に忘れておくことで、結果的には心穏やかな投資結果を待てるような気がします。

え? 暴落が来たらどうするのか、って?

そりゃあ奥様、買い続けるんですよ。ええ。
もう買えない年齢になったときに、すこしでも資産が残っているように…。
投資にはそんな怖さもあります。

万一そんな日が来たとしても、「忘れる」スキルで乗り切りましょう。ふんぬっ!




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