外国株投資で配当金が入ると、「外国源泉徴収税額」というものが引かれます。
これは外国側での源泉徴収なので、日本国でNISAであっても必ず取られてしまうもの。NISAでない場合は、日本と外国の両方から源泉徴収される二重課税となるため、確定申告で取り戻しできます。
そこで、今月の配当に関しても取り戻し額のデータを取ろうとしたら… おやや?
QYLDの外国源泉徴収税額が0円…だと?
米国ETFの分配原資によっては、現地課税されないルールだった
さきの画像の分配金がショボすぎるのは置いといてw
こんな額でも、今までは必ず課税されていたので意味がわかりませんでした。
調べあぐねてサポートを頼ると、こんな回答が。
(サポートの回答から抜粋)
へええ~!
そんなルールがあったとは。
そんなルールがあったとは。
QYLDは、賛否両論な「カバード・コール戦略」のETFとして有名です。
通常の分配金は、主に金融派生商品である「オプション・プレミアム」と保有株の配当金を原資とするけれど、有価証券の売買でキャピタルゲインを獲得することもあり、後者のお金を分配するときは「外国源泉徴収税額」が0円になるようですね。
なるほど、大元のETF側で既に税金を納めた後のお金が分配されたということ。
ファンドのPDFをよくよく見ると、確かにこの「キャピタルゲイン分配金」が小~さい文字で書かれていました。
こんなの見えないよwww
分配金通知書が2通届いたら、外国源泉徴収税額を確認してみよう
2025年1月冒頭に届いたQYLDの分配金は、現地非課税の「キャピタルゲイン分配金」であることがわかりました。
もしかしたら、これとは別に通常の課税分配金も到着するかもしれませんね。そんなことを考えながら通知書を確認するのも、ちょっぴり面白そうです。
いやぁ、勉強になりました。