ノギンの泡沫投資日記

50代後半、年間配当95万…。資産運用を頼りにしつつ、有期契約で働きながら頑張るブログ。

QYLDの「外国源泉徴収税額」が0円だったので、サポートに聞いてみた

カバー

外国株投資で配当金が入ると、「外国源泉徴収税額」というものが引かれます。

これは外国側での源泉徴収なので、日本国でNISAであっても必ず取られてしまうもの。NISAでない場合は、日本と外国の両方から源泉徴収される二重課税となるため、確定申告で取り戻しできます。

そこで、今月の配当に関しても取り戻し額のデータを取ろうとしたら… おやや?

配当金の支払通知書

QYLDの外国源泉徴収税額が0円…だと?




米国ETFの分配原資によっては、現地課税されないルールだった

さきの画像の分配金がショボすぎるのは置いといてw
こんな額でも、今までは必ず課税されていたので意味がわかりませんでした。

調べあぐねてサポートを頼ると、こんな回答が。

(サポートの回答から抜粋)

  • 今回は、キャピタルゲインによる分配金であるため、外国税が発生しませんでした。
  • 米国ETFにおいて、構成銘柄の入替などでキャピタルゲインが発生した場合、ETF運用会社から投資家へ分配されることがあります。この場合、現地では課税されません。

へええ~!
そんなルールがあったとは。

QYLDは、賛否両論な「カバード・コール戦略」のETFとして有名です。

通常の分配金は、主に金融派生商品である「オプション・プレミアム」と保有株の配当金を原資とするけれど、有価証券の売買でキャピタルゲインを獲得することもあり、後者のお金を分配するときは「外国源泉徴収税額」が0円になるようですね。
なるほど、大元のETF側で既に税金を納めた後のお金が分配されたということ。

ファンドのPDFをよくよく見ると、確かにこの「キャピタルゲイン分配金」が小~さい文字で書かれていました。

QYLD ファクトシート

こんなの見えないよwww

分配金通知書が2通届いたら、外国源泉徴収税額を確認してみよう

2025年1月冒頭に届いたQYLDの分配金は、現地非課税の「キャピタルゲイン分配金」であることがわかりました。

もしかしたら、これとは別に通常の課税分配金も到着するかもしれませんね。そんなことを考えながら通知書を確認するのも、ちょっぴり面白そうです。

いやぁ、勉強になりました。




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