ノギンの泡沫投資日記

50代後半、年間配当95万…。資産運用を頼りにしつつ、有期契約で働きながら頑張るブログ。

開業して2度目の接待交際費を計上したんだ

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ブログ主は今年はじめて個人事業主に転生し、3ヵ月契約を更新しながらとある企業様に使って戴いています。どうやら、来年にかかる3ヵ月も無事発注戴けたようで、誠にまことに有難い限り…。

というわけで、勤労感謝の祝日にはアレです。
職場の方へ、気持ちばかりの「お歳暮」を買いに出かけました。




会社員の姿に限りなく近い、個人事業主の一形態

個人事業主と一口にいっても、その働き方は実に多様です。
自分の場合は、とある業務領域の準委任という形態を取っており、完全に社員様に混じって働いているので、はたから見れば全く区別がつきません。

通勤もするし、毎日欠かさず出社するし、なんなら会議にも出てますね。

驚くほど会社員(笑)

んが、実際に働いてみると、やはり違うんです。
準委任は簡単に言うと、「業務依頼はOK、指揮命令はNG」という契約なので、仕事上の関わりには一線がひかれています。

社内政治も組織事情も知らなーい✨ という気楽さが嬉しい反面、すべてが信頼に基づいているという緊張感は社員より強いかもしれません。

自然な気持ちとして、お歳暮のご挨拶がしたくなりました…。
なんというか、そういう「型」をなぞるほうが、かえってお互いのよそよそしさが薄まって没入感が増すというか、普通っぽくなる気がするんですが、どうでしょう。

お歳暮も交通費も費用計上するよ!

会社員から転生した個人事業主にとって、最も大きな変化点のひとつに「経費」があります。
戴いたお金から、経費を除いた分が課税対象となる。経費は懐を痛めるかわりに、その分の課税を免除される仕組みです。

この「経費」計上のお陰でためらいなく備品が買える一方、購入の是非は厳選するようになりました。本当に自分の収入を削る価値があるのかと、お金を遣う際の主体性が増したように思います。

そんな中、お歳暮は経費計上できるお金です♪
調べると、お歳暮を買いに行く際の交通費も経費にできたので、今回はちょっといいお店に行きましたよ~。

ginza6.tokyo

目当てのお菓子がこの館にしか入ってなかったからですが…
実際初めて行ってみると、ハイブランドばかりで庶民の居場所がなかった汗

いやぁ凄かったです。ていうか日本人どこ?
前回、お中元をAmazonで買ったら「どこで買ったの?」と聞かれて恥ずかしかったけれど、今回はさすがにお話しても良いでしょう…。

よし、来年末まで契約があったらまた同じお歳暮を用意しよう。



んで、経費です。

お歳暮の費目は「接待交際費」になるのですが、今年自分のつけた交際費はお中元とお歳暮の2回だけでした。営業熱心ですね(違)

まあ、自分の場合は会食(会飲み)ほど苦手なものはないので、こんなもんで良いです…。
最悪は契約が切れてしまっても、運用で逃げ切るつもりでボチボチやってゆきます。FIRE上等の心積もりであります。




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【急性? VDT症候群注意】ちょこっと画面から離れていました

カバー

PC・スマホは生活に欠かせません。
その一方で、これらは目や頸を疲労させるので、度を超して凝視しているとリバウンドが辛いことになりますね~。

本日のブログは、そんな反省の雑談です。




普段のPC・スマホ利用状況

自分のPC・スマホ利用時間は多分、多いほうです。

時間帯 利用状況
06:30 - 07:00
07:40 - 08:00
証券口座チェック、ブログ見る
08:30 - 09:45 通勤中にスマホ閲覧
10:00 - 18:30 お仕事でPC・スマホ見っぱなし
<●><●> カッ
22:00 - 23:30 スマホかPCのどちらか操作

11時間以上画面を見てますね…。 やばい。

膝が悪いのをカバーしようと、仕事終了以降の空いている時間はプールで泳ぐことが多いですが、泳がなかった日はやはり画面を見てしまうので、1日の半分以上をモニターの光に暴露されています。

特に仕事中は複数画面だったりするので、暴露どころではないかも…。
眼鏡やフィルター、適時目瞑りなどでのブルーライト対策が欠かせません。

アマプラのお勧めアニメを一気見したら、視覚疲労で嘔吐…。

そんな中、プライベートで「これ見ろ!」とお勧めされた異世界アニメがあってですね。
アニメのタイトルはこの際どうでもよいのですが、まあ「クレバテス」ってやつでした。

勇者は心の折れない女性です。出落ちに近いのでネタバレすると、一度は敗れて死んでしまい、昔あった 3x3 eyesという漫画の「无」的な身体にされて蘇った後、チートモードで戦いまくります。
いわば「終わった」ところから始まるという吹っ切れ感に、我が身を重ねて元気になる人もいるのではないでしょうか。

アニメはバトルシーンがなかなか派手でスピーディです。闇の中で特殊技や魔法が出るので、光の明滅も結構強いんですね。あと兵士や怪物に襲われて血が出たりします。痛そうです。

で、感想を述べる都合上、アマゾンプライムで集中的に12話見たわけです。
さすがに1日では無理で、数日に分けましたが…。ついものぐさで、PC画面のまま(PC操作の距離感で)視聴したのはまずかったかもしれません。

うっ…。
なんか、胸がむかついて…。
頭痛も…。

視聴しきった後、いやもっと前からか、モニターの見過ぎと思われる自律神経失調が我が身に渦巻いていました。

何度か横になるも、具合が悪すぎて食事できないまま胃液嘔吐という、到底異世界では生きてゆかれない体たらくに数日苦しみ、もう強制的に視覚情報を遮断しました…。

il||li_| ̄|○il||li

いやぁ、大変だったなぁ。
なんとか真人間に戻りましたが、まだ生活がちょっと怖いですね。

もう若くありません。皆様、アニメは適正距離で、節度を守って視聴いたしましょう。




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良い仕事生活…と言っていいのだろうか

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転職してからというもの、仕事の悩みは本当に少なくなりました。

まずもって、常駐型委託という立場がとても自分向きです。
人事考課、上司部下、指導、理不尽、そういった諸々がほぼ存在しなくなりました。最高か?

そして、仕事内容も大変自分向きです。
短期解決型で結果がすぐ見える、好きなタイプの取り組みが絶え間なく発生しているので、こなしても良し、工夫しても良し、どちらにしても良い時間が過ごせています。なんなら感謝されるまであったりして、励みになりますね。

良いわ~。

その反面、オフの反動は前よりこたえるようになりました。
運動して、帰宅して一息つくと、ふうっと眠くなってしまい、仮眠…。
休日も完全にスイッチ切れで頭が働かず、昼寝…。

ブログが書けませんw

あれ、これ。
仕事が楽しいことを除けば、良いのか悪いのかわかんないな。

嫌な仕事を逃れたら、身体をいたわって丁寧にスケッチしたり、プランターを買ったり、読書したり… みたいな緩い日々を送りたいと夢想していたんですがね。
最初の1個しか実現していませんよ💧

嫌でなくても、結局は仕事しているので、後半の実現はもう少しお預けらしいです。
これはこれで悩ましいなぁ。

職をなくすのも怖いけれど、健康寿命を使い切ってしまうのも怖いんですよね。
非FIRE民の悩みは尽きません。




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(転職で?)心療内科の薬、たぶん辞めたった

カバー

メモリの少ないパソコン、使ったことありますか?

CPUはまともなはずなのに、「遅っせえええぇ」と言われるやつ。こういうPCは一種独特な動きをするというか、ともかくCPUとディスクがブンブン回って加熱するのに、画面はさっぱり動かない。

そこで怒って何かのキーを連打したり、電源を切るなどしても、大抵は解決しませんね。むしろ、何度も繰り返すほどに挙動は悪くなり、最終的には起動できなくなるでしょう。

その経過は、「人間」にも当てはまることがある。
そう思って仕事しながら、自分自身の再整備も永遠と続けているのが当ブログの主であります。




ワーキングメモリーと心のバランス

人は、その場の思考や判断の遂行に欠かせない記憶装置として、「ワーキングメモリー」を必要とする生物だ…という認知が広まってきました。

ワーキングメモリ(Working Memory)とは認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念である。作業記憶、作動記憶とも呼ばれる。ワーキングメモリの構造や脳の関連部位を調べる研究が多数行われている。
Wikipedia より

そして、このメモリーはストレスによって著しく損なわれるとされます。

損なわれるとは、どういう状態でしょうか?
これは、冒頭のメモリ不足と少し似ているように思えます。

100の情報を読み込んで処理するところに、メモリが10しかないとする。
仕方ないので、残る90は外部記憶に退けて、少しずつ足し合わせるしかありません。しかし、足し合わせの処理にもメモリを使うので、今ある10を5に減らさないとそれができない。だから更に5を退けてなんとか計算しようとする。次の5を読み込むには、また今までの計算結果を退けて…。

とやってるうちに、業を煮やした利用者が電源を切ったりするわけです。
人はPCではないので、ストレス下では外部記憶に退けた100分の90を「丸ごとなくして」しまうこともある。そうなるとパニックです。

自己評価など保てるわけがありません。

ここで重要な点としては、足りないのはメモリであって、「心」ではないというのがミソですね…。

情報処理のためのワーキングメモリは損傷していても、その背後にある膨大な記憶、経験、情動、これをしたいという目的意識、等は無事に残っていることが多いのです。

だけど、今、今の情報処理ができない。
自分の苦しみを説明しようにも、それをロードするメモリがない。
こんなの泣くじゃないですか。

「働けない」脳の心痛い体験談

最近、高次脳機能障害を経て、「働けない脳」を考えた著書があるみたいですね。

著者はあるとき、レジで小銭をばらまいて拾えず、嗚咽を堪えきれなかった人を目の当たりにして「彼らは何かがおかしい」と感じます。
またあるときには、簡単な申請書式が記入できずに、消え入りそうな声で、”書く場所を指さして、何を書くか教えてほしい" という人に立ち会い、理解に苦しむほどの「圧倒的事務能力の低さ」を感じます。

しかし、その後、突然の脳梗塞から立ち直った著者は、後遺症として彼らとほとんど同じ体験をなぞることになり、圧倒的な不可能感に震撼する…。

そんな体験を丁寧に記して、貧困と福祉を考え直すという本でした。

それらの記録は、ブログ主の体験とも重なります。
昔、鬱状態と診断されて休職中、自分は「横断歩道の信号が読めず、何時間も道路が渡れない」という恐怖体験をして、それが情報処理の問題なんだというのが腑に落ちました。

「赤は止まれ、青は渡れ」という、単純で当たり前の行動。それは、3次元の広い雑多な風景の中から「ここに信号がある」と見分けることから始まります。

次に、「青は渡って良いルールだ」という記憶の確認。

最後に、「今は青色が点灯中だ」という情報の受諾があって、最終的に迷いなく横断歩道を歩き出すわけですが、鬱により極端に狭まったワーキングメモリは最早、初手の「ここに信号がある」の情報抽出すらできない状況に(多分)陥っていました。

期間契約に変わったら別世界

幸い、自分の脳は電源を切られることなく、長い時間をかけて、なんとか人間に戻ったようです。

しかし、鬱の危機はその後何度も訪れました。
情報処理には人により得意・不得意があって、不得意を強要するとストレスになります。

我が身の残念脳でいうと、そもそものワーキングメモリに弱みがあるほか、視覚優位(耳からの言語処理や意思決定が不得意)の特性が、会議や会合のハンディキャップでした。説明してわかる障害ではないので、慎重に対策して生きる場所を選ばないと、ストレスで簡単に潰れがちな脳だったと言えるでしょう。

いや、会社員が「生きる場所を選ぶ」とか無理でしょ。

それな(笑)
かくなる上は、心療内科の薬で堪え忍ぶのが人生だと思っていましたが…。

資産運用と、突然の転職話がすべてを変えました。

benzoin.hatenablog.com

便利に何でも命じられる残業社員から、一業特化型フリーランスへの転向です。

このときの「薬いらなくなるかも」という直感はあやまたず、自分は長年頼ってきた特殊な薬を、年初から一度も飲んでいません…。

え…。
これ、平気じゃん…。
それどころか、なんかルンルンで仕事に行ってるし。

不得意に晒されない境遇が、こんなに助かるものだったとは…。
なんということでしょう。不得意を強いて、やっても出来ず、自責も空回りして窒息するのが人間社会だと思っていたのに、いきなり水面から顔が出て青空の生物になってしまいました。

なんで、もっと早く変わらなかったかな?
と思う一方で、「やっぱり今しかなかった」という納得感もあり、今は不思議な感覚で日々を暮らしています。

マイノリティと資産運用は好相性

自分の脳は急に優秀になったのではなく、今でも相変わらず残念です。
ワーキングメモリが片っ端から消えるので、必ずPCかスマホ片手です。
それが自然に許される職場で、大変助かっています。

少しの自虐を込めて表現すると、脳科学的なマイノリティといったところでしょうか…。

幸い、どうやら売れる分野があったお陰で運良くお金が続きましたが、まあ偶然のようなものです。気を抜けば、社会そのものから滑り落ちる危機はいつでもすぐそこにあります。

そこでお金ですよ。奥さん。

それな(真剣)

ストレスで滑り落ちて溺れ、今度こそ脳を壊してしまうのか。
その危険水域に近寄ることなく、ふっと息をして身を守れるか。
その境目に立つとき、資産運用は必ずや立ち直りの助けとなるはずです。

いや、それってそんなに、力をこめて言うことか?

こめますよ~。
思うに、いつの時代も、生きてゆくのはそこそこ難しかったのです。
溺れて消えた人の姿は、ただ見えなかっただけ…。

今は少しずつ社会の解像度が上がり、マイノリティという言葉も生まれた上で、生きる知見やライフハックが増えてきました。資産運用もその一つと位置づけて、積極的に助けて戴きましょう。

今日の千円からでもいい。生きる余力を増やしてみませんか。




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独立後、はじめての住民税納付。…と思ったら、なぜか自動納付になっていたぞ?

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長年勤めた会社を退職し、期間契約の個人事業主でリブートした当ブログ。働き方は意外なほど変わらず、違うのは経費と社会保険と税金…つまりお金周りの環境が主でした。

しかし、そのお金周りの変化は侮れません。
そんなわけで、今年の住民税はちょっと身構えていましたよ。




何も手続きしないのに、納付方法が設定済みだった

昨年までの住民税は、給与天引きの特別徴収。
今年からは打って変わって、自ら納付する普通徴収ですね。

今年の確定申告をすませたことで、住民税の算定準備はできています。
6月には「納税通知書」が届き、そこに納付書が入っているので、支払い方法を選んで手続きすればOKです。

さて、自分で納める場合、方法は色々あるんですよね~。
この選択肢をカスタマイズできるのも、個人事業主の自由のひとつ…

…って。 あれれ?

「納付区分 全期一括」 と印字されていますよ。
更に、納付方法は銀行振替で、口座もすでに登録済み。

いや、登録してないんだけど。

今年はじめて通知書を受け取るのに、なぜ納付方法が、そして銀行口座番号が決まっていたのでしょうか?

そう、決まっていたのです。銀行振替の一括納付と決まっていたがゆえに、封筒には納付書すら入っていませんでした。どうしてこうなった。

きさま! 見ているなッ!
…とか何とか叫んでいる場合じゃなくて。

銀行振替はともかく、一括納付という支払い方法が意思入れ無しに設定されるとも思えません。

自治体によっては、固定資産税の納付形式が流用されるかも

確かに、一括納付にしようとは思っていたのです。
なので、今回の設定はむしろ願ったり。毎月ジワジワ引かれるよりは、作れるときにお金を作ってガンと(そして、できればお得に)払いたい方です。

ただなぁ。
何をどう思い出しても、住民税について手続きした覚えはないぞ…。
というか、通知書が来てから設定する気満々だったぞ。

自治体に問い合わせをしようか、どうしようか、としばし悩んでいるとき、ふともう一通の納税通知書が目にとまりました。

住民税と同じ自治体に納める、固定資産税の納税通知書です。
そういえば、こちらはずっと前から一括払いの口座引落だったな。

これはあれか。 同一の自治体内で、固定資産税の納付方法が登録されているから、今回新しく徴収する住民税も同じでいいだろう的なアレですかい?

ChatGPTも同意見でした。情報ソースが不明ですが…。

更に、今年の住民税を誰が支払うかについてだけは、どうやら確定申告で意思入れ済だったようで。

申告内容確認票

昨年までの確定申告では、画像の部分が「特別徴収」となっていたところ、今年の申告では「自分で納付」がしっかり選択されていました。どこで選んだか覚えてないけど😅
グッジョブ自分、でいいのかな。

あと思いつくとしたら、前職の退職が12月末だったので、今年1月から3月までの住民税は最終給与から一括清算してもらったんだけど…これも影響するかなぁ。
いや、これは「給与から」であって「口座から」ではないので微妙な気がします。

そんなこんなで、今年の住民税一括払いは…

  • 確定申告時に「自分で納付」と設定していた
  • 同じ自治体の別の税金で「銀行振替・一括払い」を継続中
  • 退職後から3月までの住民税を一括払いしていた

これらが相まって、はからずも設定済みとなった可能性が高そうです。
銀行振替は究極の手間ゼロ納税といえますが、来年は「手間ありお得」にもチャレンジしてみようかな。

住民税は、住んでいる自治体に納めるものなので、支払い手段や回数がどこまで統合されるか(使い回されるか)は、自治体ごとのシステムで変わるかもしれません。今回は結果オーライですませてしまいましたが、気になる場合は自治体にご確認くださいね。




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【節約術として】国民年金の2年払いを完了。来年分の値上がり予想額も見つけたよ

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税金と保険料の負担が増えています。なんとか、負担を下げる方法はないものでしょうか…?

今回は早期退職者の立場から、国民年金保険料について書いてみます。
当ブログでは「銀行引落の2年分前払い」を選択し、4月末に一括引落を受けました。たくさん支払ったけど後悔はしてないよ!😭




きっと来年も上がる保険料

国民年金保険料は、収入にかかわらず一律料金が徴収されます。
その金額は、物価や賃金の変動を反映した「保険料改定率」により毎年改定されており、2025年分は月額 17,510円と、前年比 530円の上昇に定まりました。

過去10年の推移をグラフにすると、こんな感じに。

国民年金保険料

年金額を示す青い棒は増加傾向、オレンジ色の前年比増分も2024年以降はヤバイ感じで右上がりです。「物価や賃金の変動を反映」と言われてしまうと、もう現在の物価高からして来年も上がる予感しかしませんね。

学生や自営業者にとっては、出てゆくお金を見つめるしかない事態。
給与所得者にとっては、逃れられない天引きがジリリと増える事態です。

たとえ無理をしてでも、約40万円を貯めて支払う理由

給与所得者でない場合、国民年金の納め方には幾つか選択肢があります。

最も一般的なのは月払い引落しで、家賃や光熱費と同じように所定額が徴収されるもの。
これとは別に「前納」というものがあり、まとめ払いをするかわりに金額が安くなります。

割引額は公開されており、前納額が多いほど割引も多いことがわかります。

国民年金保険料の前納
日本年金機構国民年金保険料の前納」より
※画像は2025年の保険料です。リンク先は最新情報が変化していることがあります。

2年前納すると、保険料約1ヵ月分が割引されますよ、という図になります。
同じ2年間を過ごし、人より1ヵ月割引されたのに、ちゃんと2年分の納付とカウントされる。少々チートですね。

ところで、来年の保険料は定まっていないのに、2年前納ってどういうこと?
と思ったら、コッソリと推定保険料を定めて計算に用いていたようです。

2025年度確定額 17,510 x12 =210,120円
2026年度推定額 17,920 x12 =215,040円
合計425,160円
2年前納額408,150円
割引額17,010円

つまり上の割引額には、「来年の保険料は 17,920円であり、今年より410円上がるだろう」という予測値が隠されていて、この予測は他ならぬ日本年金機構が行っている、ということがわかります。

やっぱり、上げる気でいたか…。

もちろん現時点では予測なので、実際は来年にならないとわかりません。
もし突然のデフレが訪れて保険料が下がったら、最悪は「払いすぎ」になるし、その逆でインフレが加速して保険料がもっと上がれば大助かりになる。

2年前納というのは、ある意味株式相場を読むのと同じように、来年の保険料を予測して損得を計算する支払方法だと考えるのが良いでしょう。そして今は、日本年金機構が「来年は上がる」と予測している状態なのですね。

その上げ幅が 410円かどうかは別として、予測は多分当たるだろうとは思います。政治経済からして、賃上げだ、インフレ目標だ、と大声で叫んでいるのですから。

となると、2年前納は有利でこそあれ、不利となる可能性が低いです。
未来分の前納が不安であれば、確定額で計算される1年前納でもきっちり割引があって良いですね。

少々貯金が苦しくても、貯めて払えるものなら、2025年時点の国民年金に関しては前納が最大限の節約術になるでしょう。

前納の申込スケジュール

年度替わりの5月を過ぎた記事となってしまいましたが、前納を行うには申込期日を意識する必要があります。

納付方法 申込締切 納付時期
2年前納 2月末 4月
1年前納 2月末 4月
6ヵ月前納(上期) 2月末 4月
6ヵ月前納(下期) 7月末 9月

今から前納を行う場合は、9月以降の6ヵ月分から開始し、翌年の4月以降分は物価の動向をみて1年、もしくは2年の前納を検討するスケジュールになります。

切り替わりの時期は「ねんきんネット」の操作が必要だったり、申請書を書いたりの面倒がありますが、得られるお金を考えるなら許容範囲の手間ですね。

そう、「得られるお金」という考え方は大事です。
取られるお金を減らせば、収入を作ることができる。節約の芽は、探せば意外に多くあるものです。




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2025年4月の配当金

自分のチェックとモチベアップで記録している毎月の配当金。
4月分の配当金案内をすべて戴き、配当が出そろいましたので記録です。

貸株等含め、今月の合計は円換算で合計 51,016円 でした。

インカムの顔ぶれはいつも通りですが、金額にはドル建のMMFが彗星のごとく寄与しています。とはいえ投資のタイミングは不運だったようで、トランプからの円高で評価額は減りましたけどね…。

ドルの真水は増加するのに、為替の変動で減る価格。評価額はお金の妙と考え、このまま真水を増やしながら放置の構えです。

過去年同月との比較

過去年との比較は下記のようになりました。

ノギン 配当金グラフ

3月の前年比は 26,133円 のプラス。
増分のうち半分ほどは、外貨MMFの再投資金となります。

投資の原資は、退職に伴う一時金。これらはまず小規模企業共済とiDeCo国民年金の2年前納等、所得控除を得られる部分へガッツリ逃し、残りを外貨MMFと債券ETFにバッサリ移したのでした。

3桁万円のお金を一度に動かしたのは初めてです…。

MMFETFもインカムに寄与するので、配当記録としては何かドーピングでもしているような、そして投資がやたら簡単になってしまったような妙な気分に侵されます。
もう二度とはない機会でしょうから、冷静な運用が続くよう努めたいですね。

配当金の内訳は概ね1月・7月権利の下記のものです。

ノギン 配当金グラフ

4月受取月について、現在は下記のようになりました。

OUT なし
IN 三井不動産ロジスティクスパーク

INのリートは、厳密には新規購入ではなく、投資法人合併のアレコレで今月の分配がスキップされたものでした。まあ、大人しく持っておきます。




前回分です。

benzoin.hatenablog.com
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