遠方の母がパソコンを買い換えました。
Windows10から、Windows11への変更です。
これは色々あるだろうなぁ…と思っていたら、やはり色々な電話が来ました。
そのなかで一番印象的だったのは「エクセルのバツ事件」です。
アイコンに赤いバツ印がつくのは、OneDriveの容量不足のことが多い
最初は「赤くて開けない!」「空白がないって出る!」という訴えでした。
詳しく聞くと、アイコンの左下、ファイル名の先頭に赤いバツ印がついているらしい。
この状態ですね。
PCはお店の人に全部整えてもらい、そのとき新しいOfficeのOneDriveも一緒に設定されたようです。
OneDriveは、PCの中身の一部をクラウドと同期させる仕掛けです。
同期対象のフォルダに写真やらダウンロードやらを保存しまくると、OneDriveの初期容量が一杯になって追加の容量を購入するよう求められます。が、母はそんな事情など知りません。
電話での長い説明を経て、それらはOneDrive同期対象外のフォルダに保存してもらいました。
これで一件落着かと思いきや、しばらくすると別の事件が起きたようです。
Excelのバツが全然消えない! しかしそのバツは…
「○○を開きたいけれど、大きいバツがずっとある! どうすればいいの?」今度はなかなかわかりませんでした。
赤いバツではなく、大きいバツ。
ファイルが開けないのではなく、馴染みのファイルにバツがあって戸惑うという訴えです。
「そのバツ、何色?」
「エクセルに重なって、開けるか開けないかわからない…」
微妙に会話がかみ合いませんが、そこはそれ。
うーん。色はわからないけれど、Excelに重なった、大きいバツ…。
・・・もしや。
バツ…?
バツだああああ!
エクセルって意味だから気にしなくていいよ!」
「ああ、そうなの!
○○はエクセルってことなのね!
じゃあこれはクイック(ママ)するよ。え、ダブルクイック?」
かくして、一件落着であります。
バージョンアップでアイコンの形が変わったかな…?
ともあれ、一度戸惑うと、普段見ているものもわからなくなったりするぞ、という話でした。
動揺してパニクらないよう、自分も気をつけよう…。