
2024年の株式売出し以降、どうにも株価低迷なヤマハ発動機(7272)。
その反面、株主優待は観戦チケット、アウトドア体験、名産品などが選べる、ちょっと嬉しいセレクトギフトです。2025年12月の権利直前に開示された優待変更はどんな内容だったでしょうか?
今年購入ならば間に合う、1年間の長期保有要件が付与
ドキドキしながら開いた開示は、既存の株主には概ね拡充といえる内容でした。
継続要件の付与により、2026年以降の新規株主はそこから1年間の我慢。
そして、1年継続後の優待ポイント数に関しては拡充です。
| 変更前 | 2026年12月~ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 3年未満 | 3年以上 | 1年未満 | 3年未満 | 3年以上 | |
| 100株~ | 1,000P | 2,000P | - | 1,000P | 3,000P |
| 300株~ | 2,000P | 3,000P | - | 2,000P | 4,000P |
| 1,000株~ | 3,000P | 4,000P | - | 3,000P | 5,000P |
| 3,000株~ | 4,000P | 5,000P | - | 4,000P | 6,000P |
長期保有要件の適用は 2026年12月以降ですが、開示年の今年は経過措置があります。
つまり、今年の購入者は優待に間に合う仕組み。株主の多さを反映してか、「優待が逃げた😱」とならないように配慮した施策になっています。
長期優待の拡充後、優待寿命は延びるのか?
優待権利に伴う株価変動は、いわば株価のノイズ…。
継続保有要件はそんな瞬間風速を和らげる反面、株価に対する「優待プレミアム」を固定化させがちという側面があります。
ヤマハ発動機は2024年に株式を3分割し、分割後の100株にも優待を拡充したので、個人投資家は株式を買いやすくなりました。そこで誘引された長期保有が増えるほど、株価は優待への期待が織り込まれたものとなり、改悪のインパクトはむしろ悪化するリスクを負いますね。
企業はこの優待麻薬を一層辞めづらくなるでしょう。
いや、お前が言うなって話ですが。
まあ色々言うても、無くなるときは無くなるので心構えはしておきましょうね。
6月権利のカレンダーは廃止へ…。
3月権利の長期優待が拡充された反面、6月権利であったカレンダーは廃止されました。
今も跡地が残る「ヤマハ発動機株主優待サイト」によれば、株主向けカレンダーは3種類からの選択制だったようです。
- レーシングカレンダー
- マリンカレンダー
- 大漁カレンダー
これらの販売品は直営のネットショップから購入可能です。
www.ysgear.co.jpどれもヤマハらしくてカッコいい(そしてお高い)カレンダーであり、優待の対象区分も 3,000株以上のやや小数ゾーンと特別感がありましたね。優待が閉じられてしまうのは残念なことです。
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