【AB&Company】シャンプーの100株優待、改悪だけどストップ高

大きな優待は、いずれ調整される定め…。
遅まきながら、そんな基本事項を思い出す優待開示に気づきました。
たっぷりシャンプーの AB&Companyが、優待変更と増配の発表です。
買増を促す優待変更がコレだ!
2025年9月17日に開示された内容がこちら。
本文で、「最適な資本構成を検討した結果、より公平な形での株主還元を企図したものであります」と記された変更結果を見てみましょう。
| 株数 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 100株~ | 8,000円 優待券 | 7,000円 割引券 ※1万円以上の購入で利用可能 |
| 200株~ | - | 10,000円 優待券 |
| 500株~ | 24,000円 優待券 | 20,000円 優待券 |
| 600株~ | - | 20,000円 優待券 または 26,000円相当のオリジナルドライヤー |
こ、これは…。
絶妙に買増を狙ったような変更ッ…!
優待スキーの心を操るのがうまいですね(汗)
当ブログは(そして多くの優待スキーさんは)100株保有で、この区分が「優待券」から「1万円以上で使える 7,000円割引券」に変化します。
つまり、手出し 3,000円が条件となりますが、これを許容する優待投資家は多くないでしょうね。(実際、同社は開示の中で「株主優待費用負担が一定低減する見込み」と述べました。)
そして、そのすぐ隣に 200株を新設して、こちらは優待券とする。
ここは、手出しと利回りを勘案して悩みたいところです。
同時に増配もあるので、最後に計算してみます。
改悪だけじゃない、配当性向引き上げによる大幅増配
今回の開示では、増配も記載されました。
配当施策を、従来の配当性向 30%から「50%または 60円の高い方」へと変更し、最低でも60円という配当を約束したわけです。
これにより、次回配当予想は 28.07円から 60円に大幅増配と決まり、株価はこの通り。

うっはー。
こんな事なら、含み損のうちに 100株追加しておくんだったよー。🌀
というわけで、増配を考慮した利回りを直近株価で計算してみましょう。
投資額は9月26日の株価、1,367円の100株と200株とします。
| 株数 | 特定口座配当 | 優待 | 手出し額 | 総合利回り |
|---|---|---|---|---|
| 変更後100株 | 4,782 | 7,000 | -3,000 | 4.6% |
| 変更後200株 | 9,564 | 10,000 | - | 7.2% |
手出し額を優待額からマイナスするのはちょっとズルい気もしますが、もしマイナスしなかった場合の100株合計利回りは 8.6%となります。
額面的には、200株でも充分許容範囲… と想像されてのストップ高なのかな。
あとは、この銘柄が現在グロース市場にあっていかようにも変化しうることや、この優待で購入可能なヘアケア製品の価値をどう見積もるかという価値観の天秤になるのでしょう。
さて、次回権利の10月末まで、株価はどうなることやら….。
10月以降の権利落ちも含め、悩ましいことです。