日本個別株の保有者としては、毎年6月が近づくとソワソワしますね。
多くの企業が属する3月決算に対し、配当と優待が実施されるのが通常は6月だからです。
んが、なんと4月末の今の時期にトップバッターが届いてしまいました。早!
そうか。総会案件ではない株主優待(しかも案内のみ)ならば、前倒しも十分可能でしたか。
「雪国まいたけ極」の1株インパクトで有名な、アノ銘柄
案内を戴いたのは新潟県の会社、ユキグニファクトリー(1375)。ちょうど今年の2025年4月に、前社名の「雪国まいたけ」から社名変更したばかりです。
優待区分は 100株、300株、1,000株の3段階。
写真ではわかりづらいですが、100株から惜しみなく届く「雪国まいたけ極」の小山1株、更に追い舞茸のパック、しめじ、エリンギはすべて冷蔵庫殺しの生鮮品。とってもかさばります…。そこに今年初登場の「きのこのお肉」や「舞茸ご飯の素」も加わるので、ユキグニファクトリーは局地的に有名な優待銘柄となっています。
この物量が予告なく届いたら、うまく保管できずに傷ませてしまって「ありがた迷惑」と言われかねません。それを防ぐ配慮もあって、あとは会社としても鍋シーズンの秋を外したく、夏場前に届くスケジュールで案内が送られるのでしょうね。
QRコードからネット申し込みすれば、5月末~7月末の間で発送日を選んで受け取れます。
気候のよい初夏のうちに戴くもよし、梅雨時や盛夏中にきのこ鍋を開催してもよし。消費が急がれる生鮮品の株主優待は、イベント要素のひとつとして楽しむのが良いでしょう。


