いやぁ、株価下がりましたね~。
4月第1週の週末は日経平均の下落もさることながら、某大統領のおられるNYダウ平均が凄かった。このため週明けの日本市場も現時点ではもっと下がる予想になっており、金曜日に買った人も「うわ、まだだったか」と渋い顔になったのではないでしょうか。まぁ自分ですけど。
大幅下落期間、資金持ちには楽しいイベントか
このたびの下落スイッチは関税ということなので、長期継続されるとまずいことになります。リスク回避の株価下落は仕方ないでしょう。
しかし、人智を超えた感染症や戦争状態などとは異なり、今回の下落は「大統領がコントロールできる(つもり)」と見える点が大変面白くありません。
大統領が関税スイッチを押して、株価下落を作った。
そして、関税撤廃スイッチも大統領が持っている。
これってどういう状況でしょうかね。
大多数が狼狽し、余裕資金を持つ人がこぞって株価の底を予想する中、とある集合だけがインサイダー情報を持っている、ということにならないでしょうか。
情報の濃い薄いがあったとしても、それを受けられる経路と資金力を持つ集合にとって、今回の下落はゲームにしかならない…。資金を使って暴落部分を買い、それが緩めば売却してまた資金を得てゆきます。
そういう人達は資産が減っても餓死したりしないし、株価が戻せばもっと富裕になるだけですね。
こりゃ、つまらんわ。
いつの時代の話だよと。
別に乗らなくてもよいし、勝たなくてもよい
今は色々な情報があります。
暴落はチャンス!
とか、今すぐ金を逃がせ!
とか、まあ色々な観点がよりどりみどりで、そこに共通するのはこんな誘惑ではないでしょうか。
- 自分達だけが、情報を乗りこなせる
- 自分達だけが、何々に勝てる
いや、そんなの変だから(笑)
自分のお金を自分がコントロールできる、というのは事実です。
ですが、そこに「何々に勝つ」とか、「あの人達のようになる」とかの比較軸を持ち込んでしまうと、大抵はお金の取り回しに視野狭窄のバイアスがかかって、あるとき気づいたら後悔していた、という結果になりかねません。
出来るなら、もっと自由に投資してゆきたいですね。
乗らなくても、勝てなくても、自分が平穏で居られるお金はお幾ら万円?
何をするお金が欲しいのか?
どんな満足を達成したいのか?
というシンプルな自問を続けることで、もう少し自由な運用ができる気がします。
そんなわけで、当泡沫ブログの週末の買い物はJリートだったわけですが、マイナーすぎて仲間がいなそう…。

