昨年末から、NISA口座の金融機関変更に取り組んでいます。
長い手続き待ち期間を経て…
口座開設が拒否されました!
初歩的なミスをしていたようです…。
そのミスとは…?
…「申請画面の入口を間違えた」でした。
NISA金融機関変更の準備と日数
今回変更先の口座に選んだのは、SBI証券でした。
といってもいきなりSBI証券では手続きできず、事前に元の金融機関から書類を取得します。
時間がかかるので覚悟して臨みましょう。
自分の場合はこんな準備日程になりました。
表内の日数は土日を除く営業日数です。
こうして、変更前金融機関のNISAは廃止されました。
郵送の「勘定廃止通知書」が届いたら、満を持してSBI証券で手続き開始です。
間違えましたけど。
間違った申請口はこちら
SBI証券へ金融機関変更の場合は、ここから申し込んではいけません。
すぐ目につくところにあるボタンですが、ここから申し込んではいけません。
こちらのメニューは新規受付用です。
金融機関変更時は、Webではなくて郵送手続きが必要です。
いや、知っていたので警戒はしたのですよ。
でも、申請画面は撮影していなかったのですが、画面をよく読むと説明文の中に
「下記の申請を兼ねます。勘定廃止通知書」
というような記載があったのですね。
なので、
「へえ、他口座廃止の事実をオンラインで照会してくれるのかな。
さすがネット証券。時代はペーパーレスだよね~」
とか思っちゃったんですよ。
愚かでした…。
というか、まぎらわしいこと書かないでくれないかな。
実際は、別の入口から書類請求して、やはり「勘定廃止通知書」と共に郵送する必要がありました。
正しい申請口はこちら
金融機関変更の場合の正しい入口はこちらです。
こちらのメニューから入ると必要書類の郵送を申し込むようになります。
自分は失敗してしまったのでメニューの先が表示されない状態なのですがorz
よく確認して申し込みましょう。ううう…。
口座開設を拒否されたら、それからどうする?
こちらが、NISA申込からたっぷり9営業日後に届いた口座開設無効の通知です。
目にするのは珍しいですね(失笑)
勘定廃止通知書により、前のNISA口座は確かに廃止されていますが、税務署にとっては「そんなこと知らん」だそうです。
さて、こうなったら改めて申請し直さなくてはいけません。
どうやって?
お知らせ末尾のリンクをクリックしても、既に申込中となり手続きできません。
チャットサポートによれば、「電話対応になるのでカスタマーサポートへどうぞ」だそうです。
それに従い電話したところ、翌営業日に必要書類を送って貰えることになりました。
仮開設のNISA口座で取引してしまった。どうすればいい?
新規受付窓口から申し込んだNISA口座は、申込から中2日で「仮開設」の状態になりました。
本解説までの待機期間は、そこから約7日。
この段階でNISA取引は可能ですが、自分のように口座拒否された場合は残念な事態になります。
仮開設中の売買は一般口座の売買へ変換される。
閉鎖となるNISA口座の保有銘柄は一般口座に移される。
相性最悪。一般口座で株式を持つのはデメリットしかありません。
しかも、一般口座から特定口座への移管はできないのです。
よほど事情がある場合を除き、売却して特定口座で買い直すのが最善でしょう。
1週間で閉鎖され、取引履歴が一般口座のそれに変換されるNISA仮口座も同じ。ここは売却の一手しかないのですね。
へんじがない。
ただのしかばねのようだ。
というのはともかく。
勘定廃止通知書が手元にあるからといって気を大きくしてはイケマセンよ。
マイナンバーを届けていても、日本なんてこんなもんです。