ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

増配株で将来の配当利回りを決めるのは「自分」と考えてみる

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決算シーズンということで、ちょっと明るい話題でもと思いまして。
これまでの9月決算では、少なくない企業が増配を開示し、年末の心境を安らかにしてくれました。

これは、いちはやく配当にインフレが反映されているのでしょうか?
自分はそう思うことにしています。

様々な逆境にめげず稼げる企業はインフレを取り込んで利益成長し、配当で報いてくださるし、なんなら従業員の賃金だって上げています。

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自分の賃金はさっぱり上がりませんが 😔
まあ苦しい企業はインフレでも苦しいということで 😔
それでも、株式投資の利回りがインフレ防衛の一助になるなら、それもまた良し…。

そんなときによく見る指標が配当利回りです。
自分はインカムゲイン重視なので、つい配当利回りに目がゆきます。

この指標は、手元資金を基準にすると将来の配当増減で変化してゆきます。
増配で配当が上がれば、買値に対する利回りはもちろんアップ。
もし、累進配当(増配方針)を掲げている企業ならば、利回りは年々上がってゆく可能性が高く、インフレ対策としても適切です。

利回りを見る時、現在の利回りだけで見ずに長期を考えることも大事なのですね。

企業を選ぶことは、将来の期待利回りも同時に選ぶこと。
現在の利回りが突出していなくても、将来の利回りを買うという捉え方もあります。
そんなことも意識したいと思いました。
(もちろん目算が狂うリスクは背中合わせですが。)

逆に、現在の利回りが高くても、業績が下降線であれば将来の利回りは黄信号…。
そんなこともあるので、決算シーズンは奥深いです。