公募増資というのは、ここぞというときにたま~に起こすイベント…
…と思っていたら、凄い勢いで増資しまくる投資法人がありました。
再生可能エネルギー設備に投資する、ジャパン・インフラファンド投資法人(9287)です。
上場時のIPOを含め、2年間で5回の資金吸収
「年1回以上のペースで公募増資」と資料に謳っていますが、そんなもんじゃないですね。
今回分をいれた実施状況はこんなんですよ奥様。
今年の5月に太陽光発電所を4物件取得したと思ったら、わずか半年で次とか…。
一気に5物件を取得するため、借り入れもあわせて行っています。
投資口として参加してはいますが、正直このような金額規模の多寡はイメージできないです。
インフラファンドは静かな投資先だと思っていたら、それは誤解で、実は生き残りを賭けた肉食系の猛獣だったということでしょうか。
気になるFITの残存状況は
さて、資産取得となったら、気になるのがその収入の賞味期限…固定価格買取制度(FIT)の期限です。
これについては、買取の固定価格とその終了時期が図示されていました。
初期に取得した40円という高額の適用が2035年で大量に終わることを踏まえ、その減少を新規物件の出力数で補う、という作戦になっているようです。なるほど。
また、今後のPOでは太陽光だけではなく、風力・バイオ・水力も取得してゆくのだとか。
やっぱり肉食系なんだなぁ。(怖)
まあそれはともかく。
インフラファンドに投資する理由
まだしばらく継続する40円の買取価格は副作用も大きなものです。
再エネ賦課金の国民負担がこれを実現しています。
こじつけかもしれませんが、手元から出て行く賦課金を分配金で取り返すという考え方もあります。
それは成り立つものなのか。いつか崩れるのか。
悩ましいと思いながらも、しばらく保有予定でいます。