身内Aという方がおられます。
この方はガチの預金派ですが、資産運用を頑張る人のことは否定しません。
話は身内Aのある日の決心から始まります。
身内A「証券口座を開こうと思う」
ノギン「ほほう! 良いことです」
身内A「それで、株をやりたい」
ノギン「ふむふむ」
株をやる、という言い方にはちょっと引っかかるものを感じますが、細かいことは気にしない。
頑固な預金派がやっと資産運用に目覚めてくれたのかと、喜ばしい気持ちでした。
身内A「ついては、お金は出すので日本ハムを買ってほしい」
ノギン「・・・うん?」
なんか今、凄い他人事な台詞が聞こえたような気が…。
ノギン「まあまあ。まずは自分の口座を開いてからですな。ついてはわたくしが送る紹介者リンクから…w」
身内A「ハム買って」
ノギン「・・・」
なんか察した。
これは、日本ハムの優待品が欲しいと、そういうことなんだな。
贔屓球団の日本ハムファイターズを応援しながら、優待生活がしてみたいと。
きっかけとしては悪くないけど、そのまんますぎるのもちょっと…。
ていうかそれ、自分で運用しないと駄目だから。
他人に運用させたら借名取引という禁止行為に該当しますよ。
最悪はこちらの証券口座がペナルティを受けて… いや、そういう問題でもなくて、証券口座のパスワードを人に渡すとかあり得ないから。
レッツ勉強!
身内A「面倒くさい・・・」
ノギン「そうでしょうそうでしょう」
これは、相当先が長そうですな。
逆にいうなら、こんな人が株式投資を考えるくらいに、世の中的には投資の抵抗感が薄れてきたということでもあります。
9月アノマリーの株安から権利日も越えようとする今、始めるには悪くない時期ですね。
日本ハムという会社選択も、割安という観点で悪くないようです。
靴磨きの少年とならぬよう、長年の預金主義を忘れず堅実にいってほしいと思います。
(対面営業だけは禁止しておきました。)
それで、この御方の真面目な投資生活はいつ始まるのか、生暖かく続報を待とうかな。