ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

売買取引も配当も「アウトプットして終わらせる」という習慣

カバー

資産運用をしていると、各社から便利なUIが次々提供されます。
数年間の売買履歴からトータルリターンまで、簡単に見られちゃう。

でも、それとは別に手元で記録を再編成して帳票、管理表としている方は多いと思います。
それには実利だけでなく、気持ち面での効用もあるんじゃないか、と思った話です。



PCが壊れて記録付けが途絶えたら、何か気持ち悪かった

先日PCが突然死しましたが、乗換先のPCをBTOでノンビリ購入しようとしたら色々ありまして、結局PC生活の復帰はたっぷり13日後となりました。
悪くしたことにそれまでPC頼みだったため、自分のスマホ対応はイマイチ…。

スマホで出来なかったことのひとつが「記録」です。
要は、頭に入りきらないことを外部記憶に出しておき、次の行動を支援してもらおうという意図ですね。

  • 購入検討候補の銘柄が出たら、(すぐ忘れるので)備忘のためや試算の土台として。
  • 売買したら、その時点の記録を後々使うため。
  • 配当を戴いたら、確定益を記録して気持ちの区切りに。

この「気持ちの区切り」が曲者でした。

購入を検討しても、配当が入金されても、その銘柄に残作業があることが気になってしまい、そのことばかりが頭に出てきて先に進めない感…。
 

できなかったのは「終わらせること」だった

頭がスッキリしていると、新しいことを思いついたり、始められたりしますね。

その「スッキリ感」の多くは、他の諸々の思考過程が脇に置かれている、一旦忘れられていることによる頭の中のキレイさだと感じます。
投資では、キレイな頭で決められたことは大抵シンプルで、後悔がありません。

頭の切替のうまい人なら、必要な時にそういうモードに入れるのでしょう。
でも、そうでなくても誰でも出来るのが「記録」です。
それまでの過程や結果をどこかに記録し、それから一旦忘れてしまえばよいのです。

自分用に編成された記録があれば、忘れても大丈夫。
そうしてキレイな頭で新しいことを考えて、決めて、また記録に出して終わる。
良い循環です🎶

ランニング

キレイに忘れるには、そうやって「終わらせた」感覚とセットにするのが効果的です。

自分にとって、記録の区切りとなるのは購入意図を固めたとか、配当受領したとかの小さなゴールの繰り返しなわけですが、その記録はどこに取ってもいいわけではなくて、決まったワークシートとか結果表とかを目にしないと…区切りがつかないというか何というか。😓

スイッチが入らない、という感覚なんだと思います。
終わらないから忘れられない、同じ場所から進めない、という気持ち悪さが発生していました。

記録には枠があって、ルーチンがありますね。
それを通すことに効用があるのなら、管理表もいいじゃないか、と思った次第です。
他の方も、何かしら手作りの記録を持ってはいないでしょうか。
 

記録でなくても、何かスイッチがあればよい

今は自動化の時代なので、わざわざ手を使わなくても、必要な情報は集約できるかもしれません。
でも、気持ちの切替までバックグラウンドというわけにはいきませんね。

自分の中で「終わらせた」というスイッチが何かあればよいと思います。