自分の資産をグロスで捉え、運用結果を検証する動作は大切です。
今年から、四半期の区切りに倣い、3か月ごとに昨年末からの増減進捗を記録しています。
記録の対象は全資産で、切り口はアセットごとに「現金、株式、債券、投信、iDeCo」の5種類。
金とか持ってません。守備力も少なくお金も少ない構成です💧
現金と株式はそれぞれ、円貨と外貨を分けています。
アプリがあるから集計できている
これらの集計は、複数の銀行口座と複数の証券口座を通算しますが、「OneStock」というアプリで自動的に出してもらっているので、自分では計算しません。
iDeCoだけ別のくくりになるのは変ですが、まあ別枠扱いで良しとしています。
アプリ、便利ですよね。
手計算だとしたら間違いなく挫折し、全体での運用チェックなどしなかったでしょう。
アプリの結果を丸のみしたらえらいことに
さて、そろそろ区切りの6月末がやってきます。
まだ締めないものの、なんとなくプレビューしたくて現在の集計を取ってみると…
前年比超マイナス!
これには落ち込みました。
確かに株安は酷いけれど、手元の落差はそれを置いても酷すぎる。
一体、自分は何をやってしまったのか…
と思って泣く泣く見ていたら。
何か数値がおかしいです。
アプリに連携されないものが集計から落ちた
よく見ると、あれ? つじつまの合わない部分があるな?
と、出そうになっていた涙が引っ込みました。
集計結果の内訳をよく見ると、債券の現在額が少なすぎでした。
今年の自分は債券を購入し、現預金から債券への移動を行っています。
それに伴い現金が激減したにも関わらず、債券残高が増えていない。
つまり、債券購入分がまるまるマイナスとなっていました。
どうやら、〇和証券で債券を購入すると、マネーフォワードにもOneStockにも連携されないのですね。
もうひとつの証券口座、SBI証券分は連携されていたのですぐには気づきませんでした。
その金額を補正すると、前年比は理解可能な金額に。😅
マイナスではないが、投資成績も出ていない、という結果です。やれやれ…。
当たり前だけど、アプリはアプリ
忘れそうになりますが、アプリに出る数値が必ずしも全てでないことには気を付けないとです。
たとえば、マネーフォワードに対応していない年金共済の積立額とか。
退職金の見込額とか。
そういうものも資産計画には当然入るわけですが、スマホばかり見ているとつい忘れますね。
そして、今回のように一部分が連携されない結果も、普通といえば普通にあること。
アプリを頼っても丸のみせず、大事なところは押さえて検証しないとと思った日でした。