株式、債券、投資信託といったアセットごとに資産管理できるアプリは沢山あります。
保有銘柄一覧を円グラフやヒートマップで出してくれるアプリもあります。
でも、例えば
「株式と投資口(リート・インフラ)の比率を7:3にしたい」
と思ったら、その現状をチェックできるアプリがなかなか見つからない。
こんな感じでサクッと評価額比率を出してくれるようなやつ。
昨年末に0%だったのが、4ヵ月経ったら6%になったらしいです。
うーん、進行が足りてないですねー、みたいな。
そういうアプリってないんでしょうか。
家計簿アプリなら個々の支出を「光熱費」や「日用品」に分類できるのに、資産管理アプリは個々の銘柄をグルーピングできません。
自分は投資口ですが、他にもたとえば「利回り帯別の評価額比率」とか、「バリューとグロースの評価額比率」とか、現状確認して考えたくならないですか?
グロースを3割買い付けたのに、1年経ってみたら2割に減った、なんで、とか。
もっと言うなら「ROE帯域別ヒートマップ」なんてのを見て問題銘柄をつまみ出したい。
ROEの粒度もスライダーで調節したい。(もはや無茶振り)
まあ、ニーズが無いんでしょうね。
たぶん…
分析/見直しの切り口が属人的だから
自分が「投資口を3割にしたい」と思った理由は、昨年末の保有のうち、利回り0~3%未満がだいたい3割だったからです。
インカムゲイン主体の自分としては、これらを組み替えて安定利回り4%以上の投資口に置換すれば、譲渡や入金がうまくゆかなくても収入改善できる。そんな目当てがありました。
そうすると、実際に何割組み替えできて、どの程度改善したか知りたくなっちゃう。
ただ、アプリ側からすると「そんなストーリーなんて知るか」って話です。
銘柄をグルーピングする機能があったとして、それを入力するのは結構大変。
どこまで支援を入れてアピールするの? というと、求めるものが個々人ごとに違いすぎて、結局誰にもマッチしない、と言われそうです。
分析/見直しは毎日するものではないから
分析は、何か課題があるからするもの。
課題がなくなってまずまずの資産が完成したら、分析は卒業。(羨ましいっ)
または、深く考えなくてもお金が足りる状態に達すれば、分析不要。(もっと羨ましいっ)
年に何回かしか実行しない、しかも強制力がないとなると、アプリいらないですね。
分析/見直しのコストは投信・ETFに転嫁できるから
あー、これが一番ありそう。
実のところ、今のお金が少ないからアレコレ考えるわけです。
その悩みを投信等に一任できるならそうして、空いた時間で有意義に暮らしたほうがよい。
ということは、むしろアプリなんか無い方が良かったりして…。
そのうち考えるのをやめる
はいはい。そのうち投信ETFに全振りすればよいのね。やりますよーだ。
でも今は個別株がまだあって、金の卵を産んでくれるならぜひ選別して残したい。
ついては選別の原資になるのでインカムを改善したいんですぅー。
っていう言い訳のもと…
現在はマネーフォワードに統合した保有銘柄一覧をExcelに通して分類してます。
コピペからグラフまでは自動ですが、PCが必要なのと、やはり一手間かかるのがカッコ悪い。
Excelと同じくらい簡単に、誰でもAPIアプリが作れたら良いのになぁ。