ノギンの泡沫投資日記

50代、年間配当69万…。住居費からの自由までもう少し、働きながら頑張るブログ。

【PFF保有中】ETFにも入口出口が必要だと思い直した件

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今更何を当たり前のことを言っているんだ、という話ですが…
自分はETFのことを放置推奨装置のように見ていた(見すぎていた)ようです。

 入るタイミングは気にしなくて良い。
 いつか取り崩すまで放っておけば良い。
 自分のすることは、ETFの特徴や連動先を選ぶだけ。

そんなふうに思って放置してました。

でも、こんなETFを持っていると、その捉え方はちょっと違ったかな…と思い直した次第です。

iシェアーズ 優先株式&インカム証券ETF

PFFは超長期に良いが、それ未満だと弱い部分も

このPFF…「iシェアーズ 優先株式&インカム証券ETF」は、毎月配当で年間利回りが4~4.5%(6%のときもあったらしい)と高いかわりに、ほとんど値上がりしない性質のものです。

インカム派の自分としてはやっぱ利回りでしょ? ということでチビチビ足していたのですが、4.5%の利回りでウハウハするには価格の安定が必要ですよね。

でもこれ、値上がりしないだけではなく、いざ値下がりというときには激しく下がるらしいじゃないですか。(構成銘柄に金融株が多いため。これは深く考えてなかった)
考えておけよ自分、というのはさておき。

今はその「いざ」の時ではないかもですが、それでも今年はなにげに値下がりしており、1年弱分の配当を打ち消す程度には下がっている感じです。
ということは、そろそろ換金したいなと思ったタイミングが来ても、運用年数の割にはトータルがさっぱりだった、むしろ運が悪いと他より駄目だった、ということになるかもしれないんですね。

高配当で長期向けだけど、ちょっと気難しい奴だった…。
 

入口出口を選んでいれば、PFFも悪くなかった

金融ショックが起きるたび、PFFは大きく値下がりしました。
トータルを良くするには、そういう安いときを選んで買うのが望ましいです。
そしてその後、景気が上向いて好配当のときに回収してこそ、「投資してよかった」となるのでしょう。

結局、深く考えずに買って放置で良いのは、継続的に成長するETF(と株式)だけなんだなぁ。

そんな当たり前のことを今更思い直しました。
こりゃ失敗、と思わないと学ばないのがお金なんでしょうね。
たまには成功から学んでみたいものですが。



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benzoin.hatenablog.com