米国株・米国ETFで配当を受け取りはじめたのはごく最近です。
外国株配当の所得税が二重課税されていることは承知していたのですが、今までそれを取り戻す申告をしたことはありませんでした。
元となる配当収入が単純に少なすぎて(日本円で2000円未満くらい。昨年はその半分以下)諦めていたこともありますが、なにより外国株配当の支払通知書が無くて面倒だったから、というのが一番です。
配当に関しては源泉徴収後の金額が振り込まれるので、そこからの取り戻しを求めない場合は無申告で問題ないのです。
しかし、額が少ないとはいえ、日本株は配当控除を申告して外国株は無申告というミックスはどうなんだろう? と気にはなっていたので、今年は勉強がてらに入力を試してみました。
すると…
「源泉徴収なし」の口座は自力計算が必要だった
自分の特定口座は源泉徴収なしです。
口座開設当初は勉強のつもりで、その後は譲渡益を額面で受け取れるのが気に入って何となくそのままにしていました。
でも、外国株の配当はそうではなく、証券会社により扱いが異なるようですね。
自分が外国株を入れているSBI証券はこんな感じでした。
つらい。
つまり、配当が出るたびに「支払通知書」を出しているから、それを申告に使えと。
通知書が3枚あれば3枚分の合算をこうやって入力しろと。
毎月配当型のETFを持っているなら、12ヵ月分を合算しろと。
銘柄別に通知書が分かれていれば、全部集めて合算しろと。
つらい。
そんな細かいところまでデータ化してなかった。
支払通知書もxmlで交付してください…。
それか、「外国税額控除に関する明細書」を電子データで入力できるようにしてください…。
そうやって集めた配当所得が全部合わせて2000円弱って、コスパ悪すぎて笑っちゃいます。
戻ってくる税金の額は?
さて、だいたい予想はつくのですが、2000円弱の外国株配当から取り戻せる税金の計算結果は…50円でした。
塵積ばんざーい!(絶叫)
来年もどんどんいくよ!
…これ、マイナポータルで何かすれば自動化してくれるんだろうか。
どうしようかな。今年分はExcelに入れるとして、もう来年は源泉徴収ありに変えようかな。
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