NISAの非課税機関は5年間。
これが終わる年は、「売却」「ロールオーバー」「課税口座へ移管」のどれかを選ぶことになります。
自分は今まで売却とロールオーバーしか選んだことがなく、昨年はじめて課税口座への移管を選んだのですが、制度をきちんと理解しておらず目算が外れてしまいました。
移管を選んだのは、えらい含み損があるコレ。
benzoin.hatenablog.com移管してから売却し、含み損を確定させることで損出し効果を期待したのです。
んが、これが間違いの元でして、NISAから課税口座へ移管するときは取得価格が維持されません。
金融庁のページに大きく書いてあったのに、もう自分のバカ。いやん。
実際の時系列はこんな感じになったわけです。
2017年 | 取得 504,000円 | |
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2021年 | 移管 219,000円 | ←含み損 285,000円が消失 |
2022年 | 売却 234,000円 | ←売却益 15,000円 |
ええ~…。
この含み損、溶けたじゃん…。
しかも今年の益が出てしまったじゃん…。
売ることは決めていたし、売却時のお金は少しでも多いほうがよいので、その通りに売りましたけど。
所得税的にはまるで役に立たなかったばかりか、更に課税の元を増やすという結果になんとも複雑な気分です。
これで株価がもっと上がったりしたら泣きっ面に蜂の様相だけど、もういいや…。しくしく。
こういうことは思い込みをせず、隅々まで確認しないといけないですね。